【メンタルヘルス委員会より】公開スーパービジョンを実施しました！

10月22日に日本プライマリ・ケア連合学会のメンタルヘルス委員で、オンライン公開ケースカンファレンスを行いました。休日にも関わらず、50名ほどの方に参加いただきました。



専攻医の先生から事例を提示いただき、その後ディスカッションを行いました。以下、話題に挙がった内容を一部ご紹介いたします。

・PMSと適応障害の鑑別、適応障害とうつ病の鑑別
・SSRIとSNRIの使い分け
・職場環境を産業医的観点からどのように確認するのか
・精神疾患となった時に重大な決断をして良い時と良くない時の見分け方
・逆転移に気がつくポイント、気がついたときにどうしたら良いのか
・アジェンダを立てる際のコツ
・診療時間が長くならないようにするためのコツ
・精神科紹介時の紹介状作成時のコツ
・途中で双極性障害やパーソナリティ障害を疑った時にどうするか
・途中で発達特性が気になった時にどうするか
・プライマリ・ケアで診ることのできる疾患の範囲　などなど・・・


会の進行中にもチャット欄に多くの意見や質問を記載いただき、大変盛り上がりました！
時間の都合上、すべてのご発言をピックアップできず申し訳ありませんでした。

事後アンケートでは「スペシャリストの先生から実例についてのコメントが聞けたのが良かった」「事例が多様、かつプライマリ・ケアでよく遭遇するポイントを含んでおり、また適切なコメントや参考資料の紹介があり、大変勉強になりました」という声も。改めて、メンタルヘルスは関心の高い領域であることがわかりました。

今後も、Zoomでのオンサイト開催、学術集会でのオフサイト開催など検討してまいります。
みなさまのご参加をお待ちしております！