単位取得できるような学習機会を申請したい方は、新たにオンライン申請システムが利用可能となりました。郵送などの負担が不要で、迅速に対応できるようになります。

の変更により、図のように単位申請のフローが変更になります。以前はブロック支部長の承認の後で単位申請をしていただきましたが、以降はマイページからログインし、会員専用コンテンツの「単位付与手続きについて」のページから必要事項を入力していただくのみで対応が可能となります。ブロック支部長には単位付与が決定した時点で、研修会に関する報告が届きます。

旧制度における単位申請
  
新制度における単位申請

なお単位付与申請の際には、新たに以下のような注意が必要となります。

  • 学習機会を「Off-the-jobトレーニング(Off-JT)」「専門医や認定医の生涯学習」「認定薬剤師の生涯学習」のそれぞれに同時に申請することが可能です。
  • Off-JTの単位は、臨床、教育、研究、マネジメントに区別されます。臨床の単位に関し、災害医療、ウィメンズヘルスの研修は学会側で提供します。
  • 出席者の名前や会員番号を主催者が事務局に送付することで単位が付与されます。各会員のマイページには1カ月以内に反映させます。
  • 非会員で単位付与が必要な場合、参加者名とメールアドレスの一覧を事務局にいただければ、各自の名前を入れたPDFの受講証を発行します。
  • 時間当たりの単位数は以下のようになります。
    • 対面式の研修:実際の研修時間0.5時間(休憩時間等を除く)あたり0.5単位。
    • オンライン受動学習:講義等の視聴のみの場合、研修時間1時間あたり0.5単位。
    • オンライン能動学習:以下のいずれかの場合、研修時間0.5時間あたり0.5単位。
  • オンライン能動学習は次のいずれかに該当する必要があります。
    • 同期型:参加者が決められた日時にオンライン接続して講義を視聴し、ディスカッションするか、学習者評価を行うもの。評価はMCQ(講義1時間あたり5問以上)、レポート(1時間あたり400字以上。レポートは講義が3時間を超えるごとに分割する)のいずれかとし、主催者側が採点等を行い、状況を報告すること。
    • 非同期型:参加者は決められた期間(1~2週間など)内にオンデマンド動画や資料を見て学ぶ。掲示板やチャット、学習マネジメントシステム(LMS: learning management system)上でディスカッションするなどの能動学習を組み合わせること。受講者は時間に縛られずに参加できるため、受講者が忙しい場合や、海外で時差がある場合などには特に有用である。
    • 統合型:同期型と非同期型の特徴を組み合わせた形で研修が展開される。事前にオンデマンド動画で学び、その後同期型の場でディスカッションするような反転授業などが含まれる。

ご不明な点がございましたら、日本プライマリ・ケア連合学会担当係までご連絡いただければ幸いです。