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学会からのお知らせ

コロナ禍でのプライマリ・ケアの価値に関する研究成果のご紹介

本学会理事の青木拓也先生の研究グループは、日本におけるプライマリ・ケア機能(かかりつけ医機能)の価値を検証する全国調査を実施しており、その研究成果が総合診療/家庭医療領域のトップジャーナル Annals of Family Medicineに掲載され、ご所属の東京慈恵会医科大学よりプレスリリースされましたのでお知らせいたします。

【研究成果のポイント】
• 全国前向きコホート研究を実施し、プライマリ・ケア機能(近接性、継続性、協調性、包括性、地域志向性)とパンデミックにおける入院リスクとの関連を世界で初めて検証。
• プライマリ・ケア機能は用量依存的にコロナ禍での入院リスク低下と関連することが明らかになった。
• 質の高いプライマリ・ケアによって、パンデミックにおける健康状態悪化の予防だけでなく、入院医療にかかる負荷の軽減や医療費の削減も期待できる。
• 本研究の成果は、かかりつけ医機能の強化やプライマリ・ケア専門医(総合診療専門医や新・家庭医療専門医)の育成をはじめ、プライマリ・ケアの強化を政策的に推進する上での基礎資料となるもの。

論文(フリーアクセス)
https://doi.org/10.1370/afm.2894

プレスリリース
http://www.jikei.ac.jp/news/press_release_20230124.html

最終更新:2023年01月26日 14時15分

日本プライマリ・ケア連合学会 事務局

記事の投稿者

日本プライマリ・ケア連合学会 事務局

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