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第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2023

JPCA2023、実行委員に聞いてみた⑨

みなさま、いつもJPCA2023実行委員に聞いてみたをご覧いただきありがとうございます。大会まで残り2ヶ月となり豊田市会場で行われるツアーや学術大会の核となるプログラムが公開されました。

前回の記事から今回の記事までの間はわずか1週間なのにこんなにも動きがあるなんて大会が近づいている証拠ですね。実際にどんなことが行われるかが分かると「あんまり興味なかったけど、行ってみたいかも」という気持ちが湧いてきますよね。まだまだ参加登録中なので気軽にご参加いただければと思います。

さて前回から、いろんな学年、職種の目線からJPCA2023を語ってもらう本企画。前回は学生の目線から細田昇平さんに日本プライマリ・ケア学会学術大会について話してもらいました。

今回は専攻医という立場から西村涼さんに学会のことを語っていただきました。それではどうぞ!!
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    藤田医科大学 総合診療プログラム専攻医 西村涼氏
JPCA2023担当部門:広報
氏名:西村 涼
所属:藤田医科大学 総合診療プログラム

【学会のどんなところを自分と同じ立場の人に見てもらいたいですか?】
演題発表ももちろんですが折角の現地開催ですので、学会の学術的な部分以外のところを特に見ていただきたいです。今回の学会は「会うって無限の可能性があるんだ」というテーマの通り、次世代医療、ソーシャルアクティビティ、アートなど様々な企画が用意されております。これらに実際に「会う」ことにより、来ていただいた皆様には業務だけでなく各々の人生の中にも様々な可能性を見いだせると感じています。特に専攻医という立場は専門医取得の為に目の前の診療業務や勉学に集中せざるを得ない場面が多く、本当に今の医師人生のままでいいのかと、自分を見つめ直している方も少なくないのではないかと思います(実際僕もそうです)。そのようにひたむきに前を向いている方たちにこそ、あえて医学以外の催しにも触れていただいて、一緒に自分の中の可能性を見つけ、成長の場としていただきたいと思っています。
 
【普段どのように働いていますか?】
藤田医科大学総合診療プログラムの専攻医として、中小規模のコミュニティホスピタルの病棟家庭医、在宅医、総合病院の総合診療科病棟医といった役割をローテーションして研修しています。その場その場でのニーズを把握しつつ、どのようにチーム、病院、地域に貢献することができるか、そのために必要となるスキルは何かを把握する練習を繰り返し行うことができ、とても刺激的な研修となっています。次年度からは34人の専攻医が参入することとなっており、追い抜かれないようにさらなる研鑽を積まねばと考えています。
 
【最後に大会に向けての意気込みをお願いします】
専攻医になって2回目の大規模現地学会となります。今回演題発表、企画への出演や設営など学会を盛り上げる側・作り上げる側に回って責任感を感じるとともにとてもワクワクしています。コロナ禍の中研修生活をスタートすることとなり、オンラインでの学会や学習会の経験が多かった専攻医、研修医の皆さんには特に今まで味わえなかった現地学会の楽しさを一緒に感じてもらいたいです。愛知大会で会いませんか?皆様の現地参加を是非お待ちしております。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-298-4.jpg
    2月に開催された日本病院総合診療医学会に参加する西村氏、専攻医になって初めての学会現地参加での1枚
【前回のJPCA2023、実行委員会に聞いてみた】
JPCA2023、実行委員に聞いてみた⑧https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=291

最終更新:2023年03月10日 00時00分

第14回 学術大会 実行委員会

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第14回 学術大会 実行委員会

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