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プライマリ・ケア Field LIVE!
特別編 学会委員会に聞いてみました! vol.05/『国際委員会』
「インターナショナルに活躍できる人材育成へのさまざまな取り組み」【国際委員会】
特別企画「学会委員会に聞いてみました!」は日本プライマリ・ケア連合学会にある委員会の活動を広くお伝えする記事。今回ご登場いただくのは「国際委員会」の先生方です。委員長を務める廣岡伸隆先生とそれぞれ副委員長を務める小林直子先生・武田裕子先生・吉田伸先生のみなさんから委員会の具体的な取り組みや今後の展望等についてさまざまにお話をうかがいました。
同じ志を持つ世界各国の医師たちとの交流
― まずは国際委員会ができた経緯から教えていただけますか?
廣岡:以前、日本プライマリ・ケア連合学会には「国際キャリア支援委員会」と「国際関係委員会」というふたつの委員会がありました。それぞれに独自の活動をしていたものの、やはり「国際」という大きな視点から見ると重なる部分や一緒にできる部分もあるとのことで一本化しようという話になったわけです。その活動内容ですが、大きくふたつに分けることができます。ひとつは学会員のみなさんの国際的な学術発信の支援ですね。もうひとつは日本プライマリ・ケア連合学会も加盟しているWONCA(世界家庭医機構)に関連する取り組みで、世界各国のプライマリ・ケア関係者との交流を深めていこうというものです。
― 世界的な交流というのは、情報のキャッチアップの意味があるんでしょうか?
廣岡:もちろんそうした面もありますが、日本は日本でプライマリ・ケアに関して独自の取り組みを進めてきたので、それなりに特徴を持っています。例えばトレーニングに関して言えば、家庭医の認定制度もかなり以前から取り入れていました。そうしたことを世界に向けて発信していければという面もあります。
吉田:日本の独自性ということで言いますと、まず国民皆保険制度が1961年に実現されています。そのため国内に医療が行き渡り、現在はそこにプライマリ・ケアを重ねていこうとしている点がひとつですね。以前、委員会のメンバーでタイに行ったことがあるのですが、僻地になると病院が初めて建つという地域も少なくありませんでした。そこに家庭医を派遣するという話があったのですが、日本はそうしたインフラ的な部分は整っているわけですね。また、日本の病院というのは諸外国と比べてみても人口あたりの数が多く、中小規模の病院でもプライマリ・ケアが提供できているといった点も独自性ということで指摘できます。
いまあげた例はいろいろあるなかでのふたつのケースでしかないのですが、世界的な交流といった面での魅力はいろんな国の同じような世代の医師たちがともに志を抱きながら、交流を図れることにあると言えますね。
いまあげた例はいろいろあるなかでのふたつのケースでしかないのですが、世界的な交流といった面での魅力はいろんな国の同じような世代の医師たちがともに志を抱きながら、交流を図れることにあると言えますね。
― いろんな国の方たちと交流をすることで見えてくることもあるのでしょうか?
廣岡:それは大いにありますね。吉田先生には交換留学生に関連した取り組みを中心に行っていただいていますが、そこに参加する人たちは交流の部分をとても大事に感じていらっしゃるようです。自国と他国を比較することによって学びや発見もあるみたいですね。なかには論文にまとめて発表するケースも見られます。
その交流に関してですが、具体的にはカンボジアやネパール、ウズベキスタンといった国々に対して支援等を行っていますし、また、韓国やシンガポールとは交換留学で行き来もありましたね。現在は新型コロナウィルスの影響もあって一時的に止まってはいますが、今後改めて再開する予定です。交換留学に関して言えば、イギリスとは再開ができています。
その交流に関してですが、具体的にはカンボジアやネパール、ウズベキスタンといった国々に対して支援等を行っていますし、また、韓国やシンガポールとは交換留学で行き来もありましたね。現在は新型コロナウィルスの影響もあって一時的に止まってはいますが、今後改めて再開する予定です。交換留学に関して言えば、イギリスとは再開ができています。
プライマリ・ケア先進国である米英との独自のつながり
― イギリスとの交換留学はどのような感じなのでしょうか?
吉田:これまでは海外で医療活動を行うとなると「国境なき医師団」に入るとか、本格的に海外の国で何年間も勉強をするといったパターンが主流でした。でも、もう少し気軽なものがあってもいいのではないかということから、日本プライマリ・ケア連合学会と英国家庭医学会で交換留学をすることになりました。それが2014年からで、私はその最初の世代です。
コロナ禍以前は1年間現地に行き、戻ったらレポートを書くというスタイルだったのですが、それでは成果が個人のみに収まってしまいます。そこでいまは期間を2年間として、職場の改善プロジェクトといった要素も含ませるようにしました。日本のやり方とイギリスのやり方をそれぞれの現場で教えながらノウハウを交換するというものです。イギリスは家庭医療の先進国ですが、彼らができていないことが日本ではできているといったことも多々あります。そういったところをしっかり見てきて、公平な目を養うことも大切だと考えています。おかげさまで交換留学に関しては応募者が多く、いまは倍率が10倍くらいになっています。
コロナ禍以前は1年間現地に行き、戻ったらレポートを書くというスタイルだったのですが、それでは成果が個人のみに収まってしまいます。そこでいまは期間を2年間として、職場の改善プロジェクトといった要素も含ませるようにしました。日本のやり方とイギリスのやり方をそれぞれの現場で教えながらノウハウを交換するというものです。イギリスは家庭医療の先進国ですが、彼らができていないことが日本ではできているといったことも多々あります。そういったところをしっかり見てきて、公平な目を養うことも大切だと考えています。おかげさまで交換留学に関しては応募者が多く、いまは倍率が10倍くらいになっています。
― ハーバード大学とのコラボも行っているそうですが?
武田:はい、ハーバード大学の主要教育病院Beth Israel Deaconess Medical Center (BIDMC)の内科プログラム責任者や指導医に隔月で早朝オンライン・セミナーを行っていただいています。このセミナーは、BIDMCの総合診療部門留学に関心を持ってもらいたいということで始まりました。
BIDMCは、全米で最初に総合診療部門がつくられた病院です。私自身も、1990年代に当時Boston’s Beth Israel Hospitalと呼ばれたこの病院で内科/プライマリ・ケア研修を受けました。その後、日野原重明先生や紀伊國献三先生のご尽力で、1年間リサーチフェローを経験することができる「日野原フェローシップ」というプログラムがスタートしました。1年間の給与と研究費が支給され、ハーバード大学の研究員の特典が与えられます。詳しくはウェブサイトに記載されています(http://hinohara-fellows.umin.jp/)。この留学プログラムをプライマリ・ケアに情熱を持っている方たちにぜひ利用してもらいたいのですが、なかなか応募者が集まらないという状況がありました。そこでまずは、BIDMCの教育を身近に感じてもらうことから始めようということで、オンライン・セミナーが始まりました。その管理を小林先生に担当していただいています。
BIDMCは、全米で最初に総合診療部門がつくられた病院です。私自身も、1990年代に当時Boston’s Beth Israel Hospitalと呼ばれたこの病院で内科/プライマリ・ケア研修を受けました。その後、日野原重明先生や紀伊國献三先生のご尽力で、1年間リサーチフェローを経験することができる「日野原フェローシップ」というプログラムがスタートしました。1年間の給与と研究費が支給され、ハーバード大学の研究員の特典が与えられます。詳しくはウェブサイトに記載されています(http://hinohara-fellows.umin.jp/)。この留学プログラムをプライマリ・ケアに情熱を持っている方たちにぜひ利用してもらいたいのですが、なかなか応募者が集まらないという状況がありました。そこでまずは、BIDMCの教育を身近に感じてもらうことから始めようということで、オンライン・セミナーが始まりました。その管理を小林先生に担当していただいています。
小林:そうですね。現在は2か月に1度のペースでハーバード大学の教育病院のプログラム長の先生が講義をして下さっています。オンラインで、1回につきだいたい40分程度の講義になります。
受講に関しては特に制限を設けておらず、学会のメーリングリストで告知し、興味のある方に参加していただくようにしています。指導医の先生であったり開業医の先生であったり、若手の先生だったりといろんな方が受講しています。時差の関係で朝の7時に開催するのですが、前回は50名以上の方から参加していただきました。
受講に関しては特に制限を設けておらず、学会のメーリングリストで告知し、興味のある方に参加していただくようにしています。指導医の先生であったり開業医の先生であったり、若手の先生だったりといろんな方が受講しています。時差の関係で朝の7時に開催するのですが、前回は50名以上の方から参加していただきました。
廣岡:私の場合、7時から病院のカンファレンスが始まるので参加できないのですが、録画したものは後から見られるようになっています。世界で一流の病院の教育事情を知ることができ、さまざまなスキルや知見を学べるので、非常にいい勉強の機会になっていると思いますね。小林先生には講義のコンテンツに関して武田先生やハーバードの先生との調整や学会員への告知などを担当していただいています。また、WONCAの活動についても小林先生が中心になって行っていただいています。
世界の国々とのつながりを通して活躍する機会を提供
― WONCAの活動について教えていただけますか?
小林:はい。WONCAの最近の取り組みとしてご紹介したいのが『「研究+国際」プロジェクト』です。これはアジア太平洋地域の数か国の家庭医を集めて行うプロジェクトのひとつで「ここにたくさんの疾患を持った高齢の患者さんがいます。あなたの国ではどのようにケアをしますか?」というテーマのもと、各国の家庭医が発表するというセッションでした。私たちも発表しましたが、そのことによってそれぞれの国の医療制度や医療の特徴をみんなでシェアできるということもあり、大変有意義なセッションとなりました。この他には昨年10月にシドニーで行われたカンファレンス(世界大会)にも参加しました。そこで知り合った他の国の先生方とはその後もSNSなどで情報交換をしています。
廣岡:これは私の個人的な意見ですが、日本のプライマリ・ケアの強みはまだ充分に海外に伝え切れていないと思っています。だからいまの小林先生から紹介されたようなセッションは日本の強みをアピールするいい機会だという認識です。また、シドニーのカンファレンスでは当委員会のメンバーの他にも参加者があり、40名くらいの規模になりました。私たちとしては国際社会で活躍できる人材の育成もサポートしていきたい思いがあるので、こうした機会は今後も作っていこうと考えています。
― 今後取り組んでいきたいことはありますか?
吉田:10年以内にWONCAの世界大会を日本で開催したいですね。これは日本プライマリ・ケア連合学会の理事会でも全会一致で合意を得たものです。私自身も国際委員会のメンバーとして尽力していきたいと思っています。
小林:そうですね。WONCAの交流をきっかけに日本の家庭医のみなさんも世界の家庭医のみなさんと仲良くなってもらえれば、との思いが私にはあります。お互いに研鑽を積みながら頑張っていけるような環境を作っていきたいですね。
武田:コロナ禍をきっかけにストップしてしまった国際交流の企画がたくさんあります。岩村昇先生(ネパールで18年間にわたって伝染病の治療予防に取り組んだ医師)で知られるネパールの総合診療医との交流もそのひとつです。ぜひ再開したいですね。
小林:そうですね。WONCAの交流をきっかけに日本の家庭医のみなさんも世界の家庭医のみなさんと仲良くなってもらえれば、との思いが私にはあります。お互いに研鑽を積みながら頑張っていけるような環境を作っていきたいですね。
武田:コロナ禍をきっかけにストップしてしまった国際交流の企画がたくさんあります。岩村昇先生(ネパールで18年間にわたって伝染病の治療予防に取り組んだ医師)で知られるネパールの総合診療医との交流もそのひとつです。ぜひ再開したいですね。
廣岡:国際委員会としては世界の国々とのつながりのなかで多くの医師がインターナショナルな活動をしていけるようバックアップをしていきたいと思っています。特に若い世代の人にはどんどん外の世界で活躍してほしいですし、人材育成といった意味でも後押しできればと考えています。
取材後記
今回、国際委員会の先生方からお話をうかがうなかで感じたのは「いつか日本も(特にプライマリ・ケア分野で)医療を志す人たちから留学したいと思われるような国になるのでは?」ということだった。「インターナショナルに活躍できる人材育成と世界の医療関係者たちとの交流」に関してさまざまな取り組みを行っている同委員会だが「日本のプライマリ・ケアの強み」をもっと発信していきたいとの熱意が特に印象に残ったが故の感想と言える。
海外から学ぶだけではなく「日本で学びたい」と世界から思ってもらえる日の到来を待ち望む関係者も少なくないはず。その意味でも、国際委員会の今後の活動からは目が離せないと言えそうだ。
海外から学ぶだけではなく「日本で学びたい」と世界から思ってもらえる日の到来を待ち望む関係者も少なくないはず。その意味でも、国際委員会の今後の活動からは目が離せないと言えそうだ。
取材協力
廣岡伸隆 先生
埼玉医科大学 地域医療学 教授
埼玉医科大学病院 院長補佐、地域医療科 部長
1995年防衛医科大学校医学科卒業。防衛医科大学校病院・自衛隊中病院で初期臨床研修を行い陸上自衛隊北熊本駐屯地医務室勤務を経てピッツバーグ大学にてFamily Medicine residencyおよびfaculty development fellowshipを研修。防衛省職員として米国陸軍軍医総監室にて医療行政なども経験。2012年から防衛医科大学校病院総合臨床部にて診療・教育・研究に従事し2016年より埼玉医科大学総合診療内科で引き続き診療・教育・研究に従事し、2022年から現職。医学教育センター及び国際交流センター教員、大学病院病院長補佐としても兼担勤務。
日本プライマリケア連合学会においては、現学会監事である伴信太郎先生にご指導いただき学術大会International Sessionのお手伝いを始めたのが国際委員会と係るきっかけでした。
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武田裕子 先生
順天堂大学大学院医学研究科医学教育学・教授
1986年筑波大学医学専門学群卒業後、同大学大学院博士課程修了。1990-94年にハーバード大学Beth Israel Hospitalに臨床留学し、プライマリ・ケアを専攻。米国内科専門医資格取得。その後、筑波大学、琉球大学、東京大学医学教育国際協力研究センターを経て三重大学地域医療学講座教授。地域医療教育および国際保健に従事。その経験から、2010年、学生に戻ってロンドン大学衛生学熱帯医学大学院修士課程に留学。キングスカレッジ・ロンドン医学部研究員を務めた後、日野原フェローとしてハーバード大学にて健康格差教育に関する研究を行い、2014年より現職。「自己責任」と言わない医師を育てる教育に取り組む。週に一度、都内の在宅医療クリニックで訪問診療に従事。路上生活者への支援活動に参加し、医療相談を定期的に行っている。また、在留外国人の健康格差の改善に向けて、医療機関における「やさしい日本語」の普及に取り組む。さらに、SOGI(性的指向性自認)によらず安心して医療を受けられる病院を目指す順天堂医院で、「SOGI相談窓口」を担当している。
日本プライマリ・ケア連合学会理事・「健康の社会的決定要因」検討委員会委員長
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小林直子 先生
富山市まちなか診療所
2004年 金沢医科大学医学部卒業
2004年~2006年:富山大学附属病院初期研修医
2006年 富山大学附属病院総合診療部
2007年~2016年 富山県南砺市民病院総合診療科
2017年~現在 富山市まちなか診療所
日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医
日本在宅医療連合学会在宅医療専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医
2016年~2023年 The Representative of JPCA (Japan Primary Care Association) to
the Rajakumar Movement, WONCA Asia Pacific Young doctores’ movement
2016年~2023年 The Coordinator of FM360 (Family Medicine 360), Young doctors’
gloval exchange program, in Asia Pacific Region
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吉田伸先生
飯塚病院総合診療科 飯塚・頴田(かいた)家庭医療プログラム副責任者
頴田病院総合診療科 科長
2006年 名古屋市立大学医学部卒
2008年 飯塚病院初期研修修了
2011年 飯塚・頴田家庭医療後期研修プログラム修了
2012年 頴田病院在宅専門医研修プログラム修了
2022年現在 飯塚病院総合診療科、頴田病院総合診療科科長
飯塚・頴田総合診療/家庭医療研修プログラム副責任者、日本在宅医療連合学会特任理事
2023年 九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻 在学中
2014-2018 WONCAアジア太平洋地区若手医師運動代表
日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医
日本専門医機構 総合診療基本領域 特任指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本在宅医学会在宅専門医
埼玉医科大学 地域医療学 教授
埼玉医科大学病院 院長補佐、地域医療科 部長
1995年防衛医科大学校医学科卒業。防衛医科大学校病院・自衛隊中病院で初期臨床研修を行い陸上自衛隊北熊本駐屯地医務室勤務を経てピッツバーグ大学にてFamily Medicine residencyおよびfaculty development fellowshipを研修。防衛省職員として米国陸軍軍医総監室にて医療行政なども経験。2012年から防衛医科大学校病院総合臨床部にて診療・教育・研究に従事し2016年より埼玉医科大学総合診療内科で引き続き診療・教育・研究に従事し、2022年から現職。医学教育センター及び国際交流センター教員、大学病院病院長補佐としても兼担勤務。
日本プライマリケア連合学会においては、現学会監事である伴信太郎先生にご指導いただき学術大会International Sessionのお手伝いを始めたのが国際委員会と係るきっかけでした。
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武田裕子 先生
順天堂大学大学院医学研究科医学教育学・教授
1986年筑波大学医学専門学群卒業後、同大学大学院博士課程修了。1990-94年にハーバード大学Beth Israel Hospitalに臨床留学し、プライマリ・ケアを専攻。米国内科専門医資格取得。その後、筑波大学、琉球大学、東京大学医学教育国際協力研究センターを経て三重大学地域医療学講座教授。地域医療教育および国際保健に従事。その経験から、2010年、学生に戻ってロンドン大学衛生学熱帯医学大学院修士課程に留学。キングスカレッジ・ロンドン医学部研究員を務めた後、日野原フェローとしてハーバード大学にて健康格差教育に関する研究を行い、2014年より現職。「自己責任」と言わない医師を育てる教育に取り組む。週に一度、都内の在宅医療クリニックで訪問診療に従事。路上生活者への支援活動に参加し、医療相談を定期的に行っている。また、在留外国人の健康格差の改善に向けて、医療機関における「やさしい日本語」の普及に取り組む。さらに、SOGI(性的指向性自認)によらず安心して医療を受けられる病院を目指す順天堂医院で、「SOGI相談窓口」を担当している。
日本プライマリ・ケア連合学会理事・「健康の社会的決定要因」検討委員会委員長
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小林直子 先生
富山市まちなか診療所
2004年 金沢医科大学医学部卒業
2004年~2006年:富山大学附属病院初期研修医
2006年 富山大学附属病院総合診療部
2007年~2016年 富山県南砺市民病院総合診療科
2017年~現在 富山市まちなか診療所
日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医
日本在宅医療連合学会在宅医療専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医
2016年~2023年 The Representative of JPCA (Japan Primary Care Association) to
the Rajakumar Movement, WONCA Asia Pacific Young doctores’ movement
2016年~2023年 The Coordinator of FM360 (Family Medicine 360), Young doctors’
gloval exchange program, in Asia Pacific Region
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吉田伸先生
飯塚病院総合診療科 飯塚・頴田(かいた)家庭医療プログラム副責任者
頴田病院総合診療科 科長
2006年 名古屋市立大学医学部卒
2008年 飯塚病院初期研修修了
2011年 飯塚・頴田家庭医療後期研修プログラム修了
2012年 頴田病院在宅専門医研修プログラム修了
2022年現在 飯塚病院総合診療科、頴田病院総合診療科科長
飯塚・頴田総合診療/家庭医療研修プログラム副責任者、日本在宅医療連合学会特任理事
2023年 九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻 在学中
2014-2018 WONCAアジア太平洋地区若手医師運動代表
日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医
日本専門医機構 総合診療基本領域 特任指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本在宅医学会在宅専門医
最終更新:2024年04月02日 11時56分