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第22回秋季生涯教育セミナー「プロ責超会議2025」開催の報告
第22回秋季生涯教育セミナー「プロ責超会議2025」開催の報告
【日時】 2025年11月2日16:00~18:00
【場所】 オンライン開催
今回の「プロ責超会議」は大人数ではない開催となりましたが、その分参加者や運営側が互いに協力し合い、フレンドリーな雰囲気で進行できました。プログラム責任者必携の「プロ責カレンダー」を参考にしながら、春・夏秋・冬の3期に分けて仕事の流れを紹介しつつ、全員参加のディスカッションを実施したことで活発な意見交換ができました。参加者はプログラム運営に関わっている人から新たに立ち上げ予定の方まで多様な背景を持ち、経験豊富な事務担当者の的確なアドバイスが場を盛り上げました。
以下にディスカッションの主な内容をピックアップしました。ご参考になれば幸いです。
【春の主な取り組み】
4月のオリエンテーションではOff-JTや評価・修了要件の説明、J-OSLER、Fami-Logのログイン案内について丁寧に伝えて、できれば記録を残すとよいです。学会加入のタイミングは4月1日がおすすめ、など現場に携わる者ならではのアドバイスもありました。あるプログラムでは、5月に専攻医と指導医が交流できるBBQをしており、顔の見える関係づくりに重点を置いています。
内科を一番最初に回るプログラムでは早急な手続きが重要で、機構に55,000円払わないとJ-OSLERのIDが届きません。WEB研修手帳の扱いは指導医への浸透が遅れているため、専攻医同士でのサポートがあるプログラムもありました。ブロック支部単位のオリエンテーションの際に、Fami-Log入力を一緒に行う機会を設けることも効果的かもしれません。
研修延長申請については、理由の詳細な検討と具体的な指導計画が求められています。連携施設の指導医が異動でいなくなっている場合もあり注意です。
【夏・秋の取り組み】
学会発表は症例報告や研究発表など、JPCA学術集会以外にも地方会の活用も行われています。
リクルートは特別枠の学生を対象として勉強会を開催したり、リクルート班を作って勧誘しているプログラムもあります。内科6ヶ月として前半に組んでいるプログラムにとって、J-OSLERの上半期評価は期限厳守で、内科を担当する部門との連携漏れを防ぐため管理に注意を払っておくことが大切です。共通講習(医療安全・倫理・感染対策)は機構に申請して院内研修を認定してもらうことも可能(1領域あたり3,300円)ですし、基幹病院で行われる研修が機構に認定されていればそちらに参加させてもらうことも要検討です。
【冬のチェックポイント】
卒業見込みについては、連携施設も含めてPG管理委員会で確認をしましょう。他施設で研修中の専攻医のフォローにはオンライン会議で定期的にフォローアップを行い、その施設では直接相談しづらい問題へのサポートも大切です。バーンアウト予防については、メンターを配置したり、特に入職直後や女性専攻医、当直明けの疲労に注意を払う必要があります。オリエンテーションで講義できるとよいかもしれません。Fami-Logのポートフォリオは必ず期日までに完成しておく必要があり、1月に「ポートフォリオ・ブートキャンプ」を開催しているプログラムもあります。この辺りはプログラム毎の文化があるようです。
【その他】
事務職員が気軽に参加できるコミュニティ作りを模索中で、今回参加した信頼できる研修担当事務が発信してオンラインの催しもされています。秋季セミナーは参加費の問題もあり、負担を軽減できる工夫が課題です。プロ責オープンチャットを開設していますが普及を図りさらに活用しやすい環境づくりを目指します。
ぜひ機会があれば次回の「プロ責超会議」にご参加いただき、悩みや解決策を共有しませんか。ご質問やご相談もお待ちしております。
【日時】 2025年11月2日16:00~18:00
【場所】 オンライン開催
今回の「プロ責超会議」は大人数ではない開催となりましたが、その分参加者や運営側が互いに協力し合い、フレンドリーな雰囲気で進行できました。プログラム責任者必携の「プロ責カレンダー」を参考にしながら、春・夏秋・冬の3期に分けて仕事の流れを紹介しつつ、全員参加のディスカッションを実施したことで活発な意見交換ができました。参加者はプログラム運営に関わっている人から新たに立ち上げ予定の方まで多様な背景を持ち、経験豊富な事務担当者の的確なアドバイスが場を盛り上げました。
以下にディスカッションの主な内容をピックアップしました。ご参考になれば幸いです。
【春の主な取り組み】
4月のオリエンテーションではOff-JTや評価・修了要件の説明、J-OSLER、Fami-Logのログイン案内について丁寧に伝えて、できれば記録を残すとよいです。学会加入のタイミングは4月1日がおすすめ、など現場に携わる者ならではのアドバイスもありました。あるプログラムでは、5月に専攻医と指導医が交流できるBBQをしており、顔の見える関係づくりに重点を置いています。
内科を一番最初に回るプログラムでは早急な手続きが重要で、機構に55,000円払わないとJ-OSLERのIDが届きません。WEB研修手帳の扱いは指導医への浸透が遅れているため、専攻医同士でのサポートがあるプログラムもありました。ブロック支部単位のオリエンテーションの際に、Fami-Log入力を一緒に行う機会を設けることも効果的かもしれません。
研修延長申請については、理由の詳細な検討と具体的な指導計画が求められています。連携施設の指導医が異動でいなくなっている場合もあり注意です。
【夏・秋の取り組み】
学会発表は症例報告や研究発表など、JPCA学術集会以外にも地方会の活用も行われています。
リクルートは特別枠の学生を対象として勉強会を開催したり、リクルート班を作って勧誘しているプログラムもあります。内科6ヶ月として前半に組んでいるプログラムにとって、J-OSLERの上半期評価は期限厳守で、内科を担当する部門との連携漏れを防ぐため管理に注意を払っておくことが大切です。共通講習(医療安全・倫理・感染対策)は機構に申請して院内研修を認定してもらうことも可能(1領域あたり3,300円)ですし、基幹病院で行われる研修が機構に認定されていればそちらに参加させてもらうことも要検討です。
【冬のチェックポイント】
卒業見込みについては、連携施設も含めてPG管理委員会で確認をしましょう。他施設で研修中の専攻医のフォローにはオンライン会議で定期的にフォローアップを行い、その施設では直接相談しづらい問題へのサポートも大切です。バーンアウト予防については、メンターを配置したり、特に入職直後や女性専攻医、当直明けの疲労に注意を払う必要があります。オリエンテーションで講義できるとよいかもしれません。Fami-Logのポートフォリオは必ず期日までに完成しておく必要があり、1月に「ポートフォリオ・ブートキャンプ」を開催しているプログラムもあります。この辺りはプログラム毎の文化があるようです。
【その他】
事務職員が気軽に参加できるコミュニティ作りを模索中で、今回参加した信頼できる研修担当事務が発信してオンラインの催しもされています。秋季セミナーは参加費の問題もあり、負担を軽減できる工夫が課題です。プロ責オープンチャットを開設していますが普及を図りさらに活用しやすい環境づくりを目指します。
ぜひ機会があれば次回の「プロ責超会議」にご参加いただき、悩みや解決策を共有しませんか。ご質問やご相談もお待ちしております。
最終更新:2025年11月21日 13時37分








