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プライマリ・ケア診療各論/家族をみるためのFamily Kampo⑦ ー月経困難(10代)の漢方治療ー
はじめに
「家族をみるための Family Kampo」と題して、女性に頻用する漢方薬を紹介している。
今回は月経困難(月経痛)、とくに 10 歳代の小学校高学年から中高生の漢方治療に焦点をあてて解説し、頓服として活用できる芍薬甘草湯、当帰建中湯を解説する。
今回は月経困難(月経痛)、とくに 10 歳代の小学校高学年から中高生の漢方治療に焦点をあてて解説し、頓服として活用できる芍薬甘草湯、当帰建中湯を解説する。
月経困難症について
器質的な疾患がない機能性月経困難症に対してはNSAIDs が第一選択で、NSAIDs の投与でもコントロール困難な場合は低用量ピルが推奨される。しかし思春期を含む若年者の場合、低用量ピルによる骨量減少や骨成長の阻害のリスクが議論されることがある。さらにわが国の添付文書上では「骨成長が終了していない可能性がある患者」に対して禁忌とする記載がある。
一方、WHO 適格基準では初経から低用量ピルの処方は可能で、初経後の低用量ピル内服で骨成長を阻害したという報告はなく、内服のメリットが大きい場合は本人・保護者と相談して内服を検討してよいとされる 1)。そうとはいえ、プライマリ・ケアの現場で月経痛に対して低用量ピルを処方することは躊躇されることが多く、とくに 10 歳代の女性に対しては前述のような背景から、さらにハードルが高いと思われる。
一方、WHO 適格基準では初経から低用量ピルの処方は可能で、初経後の低用量ピル内服で骨成長を阻害したという報告はなく、内服のメリットが大きい場合は本人・保護者と相談して内服を検討してよいとされる 1)。そうとはいえ、プライマリ・ケアの現場で月経痛に対して低用量ピルを処方することは躊躇されることが多く、とくに 10 歳代の女性に対しては前述のような背景から、さらにハードルが高いと思われる。
月経困難症と漢方治療−とくに 10 歳代
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最終更新:2026年08月17日 00時00分








