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第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2023

JPCA2023、実行委員に聞いてみた④

JPCA2023、実行委員に聞いてみた。みなさまご覧いただけているでしょうか。
今回の学会では「会うって、無限の可能性があるんだ」を合言葉にして現地開催で多くの人と人が交流できる仕掛けを準備しています。前回の記事では次世代ブースのリーダーである中込雅人氏からお話を伺い、どのようなブースなのか、どのような見どころがあるのかに迫っていきました。さて、本日はポートメッセなごやの注目イベントの一つである"アートと医療の学校"のリーダーである村岡氏にお話を伺い、具体的にどのようなことをやっていくか覗いていきましょう。それではどうぞ、ご覧ください!!

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JPCA2023担当部門:医療とアートの学校
氏名:村岡ケンイチ
所属:医療とアートの学校

【実行委員としてどのように準備を進めていますか?】

「日本の病院の空間をキャンバスに」

私たち「医療とアートの学校」は医療とアートが繋がることで新しい医療・ケアのかたちを提案します。アーティスト、コミュニティナース、コミュニティデザイナー、医師、医学生など幅広いバックグラウンドを持つ運営メンバー20名が、アートが医療に起こす可能性を体現するようなブース。実際に五感でアートを感じるワークショップ。そしてアートが医療にもたらす効果を実践されているスペシャルゲストの講演など、さまざまな企画を準備しています。数々の企画を通して、会場に訪れた方とアートの新たなつながりを生み、またすぐ実践してみたいと思っていただけたら嬉しいです。会場に入った瞬間、何か不思議な空気や、普段と違った時間の流れを感じていただけるような、そんな空間になればと思っています。

医療とアート・デザイン・コミュニティが繋がるとどんな未来が見えるのか、ぜひ体験しに来てください。

【どんなところを参加してくれた人に見てもらいたいですか?】

企業の商品やアートの展示というだけではない、「繋がり」を生む空間になればと思っています。来場者が「医療とアートの学校」の様々な企画を体験することで、ご自身の活躍するフィールドですぐに実践していただけるような「アートの処方」が出来たらと思います。また、それぞれの地域ごとに特色があると思いますが、その良さを活かした地域医療が全国に広がっていくお手伝いができればと思います。

展示している団体や企業だけでなく、各分野で活躍しているゲストもお招きする予定です。体験し、学び、そして実践したくなるような展示を目指してメンバー一同頑張っています。


【最後に大会に向けての意気込みをお願いします】

日本プライマリ・ケア連合学会の歴史の中でも、アートにこれだけのスペースを設けていただけるのは異例のことです。私も17年、似顔絵セラピーを通じてアートが医療にもたらす効果を感じつつもその導入にはハードルが決して低かったわけではありませんでした。アートやデザインを医療に活かしたいアーティスト・デザイナーはじめ、企業や団体の方が今回の展示を通じてモチベーション高く取り組んでいただいていることがおわかりいただけると思います。

また、そのような場を用意いただいたことに感謝しています。

アートと医療の世界の結びつきがもたらす化学反応を、皆さまにぜひ体感いただきたい。この大会は歴史的な一歩になると確信しています。医療とアートの未来を目指して、ともに歩むことができたら嬉しく思います。

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【前回までの実行委員に聞いてみた】
JPCA2023、実行委員に聞いてみた①https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=224
JPCA2023、実行委員に聞いてみた②https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=236
JPCA2023、実行委員に聞いてみた③https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=246

最終更新:2023年02月03日 00時00分

第14回 学術大会 実行委員会

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第14回 学術大会 実行委員会

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