第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加しての感想　薬剤師　岡﨑理絵さん

今年の6月20日（金）から6月22日（日）に開催された、第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会！現地の札幌、熱く盛り上がりましたね！！！そして現在、オンデマンド配信がされております。とても多くのプログラムがあり、9月30日まで視聴できます！
現地参加された薬剤師会員の皆さまから、貴重なご感想をお寄せいただきましたので、ご紹介いたします。
第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に現地参加された方の感想記事、三人目は岡﨑理絵さんです。あわせて、岡﨑理絵さんのプロフィールも掲載しております。
参加された方もそうでない方も、ぜひお読みいただき、大会の雰囲気や学びを感じ取っていただければ嬉しいです。

今回、プライマリ・ケア学会学術大会に参加し、シンポジウム6にて「在宅療養支援診療所の薬剤師～院内支援と地域連携の架け橋～」をテーマに登壇しました。在宅療養支援診療所で薬剤師が担う役割は、院内での薬学的支援にとどまらず、地域連携や経営にも広がることをお話ししました。

このシンポジウムでは、厚労省、薬局薬剤師、診療所薬剤師と立場の異なる登壇者が、それぞれ目の前の患者さんだけでなく地域全体を視野に入れ、プライマリ・ケアの視点を持って活躍している姿を知ることができ、自分にも心強い仲間がいると感じました。また、日本緩和医療学会とのジョイントプログラムでは、専門医が教えたいレベルと現場でプライマリ・ケア医が学びたいレベルのすり合わせが必要であり、薬剤師としても緩和ケアチームの一員として経験と知識を積む重要性を再認識しました。さらに、医療広報に関するシンポジウムを聴講し、HPトップ画面でのターゲット設定やSNS活用の工夫を学び、今後の地域医療連携・情報発信に活かしていきたいと感じました。

全国の多職種の仲間と久しぶりに対面で話ができ、多くのパワーをいただくとともに、多くの学びを得た有意義な2日間でした。