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健康の社会的決定要因
2022年冬季セミナーにおける活動報告が学会誌に掲載されました
2022年日本プライマリ・ケア学会冬期セミナーにおいてSDH検討委員会が実施したワークショップに関する活動報告が日本プライマリ・ケア連合学会誌 JGFM(Journal of General and Family Medicine)に掲載されました。
原著はこちらです。
ワークショップに参加した後に実施したアンケート結果によると、回答者のほとんどが、SDHに関する知識が深まり、SDHに取り組むためのツールが身についたと感じ、明日からの診療でそのツールを活用することに意欲をもてたことが示されました。
以下、ワークショップの抄録です。
「みんなで対話するSDH(健康の社会的決定要因)診療のもやもやとすっきり」
SDH(Social Determinants of Health: 健康の社会的決定要因)は、プライマリケア診療において患者の困りごとに気づき、患者と地域、社会の抱える真の問題に目を向けるために重要な概念です。プライマリケア医はSDHを考慮した診療をおこなうことが求められています。一方で「診療の場でSDHを扱うといっても、どうしたらよいかわからない」「患者の抱える様々な課題に何とか対応したいのだけど、他の人たちはどうしているの」と感じる専攻医・若手医師も多くいらっしゃると思います。このセッションでは、SDHに関する診療のもやもやと、実際の経験や実践を共有し、どうしたらよいのかを議論します。専攻医・若手医師は明日から一歩踏み出すことができる、指導医は自ら学びつつ専攻医の一歩を踏み出す手助けをできることがこのセッションの目標です。能動的な学びの場を提供し続けてきた、SDH検討委員会とTeam SAIL(SDHの日常診療への実装を目的とした多職種グループ)の合同企画です。
なお、このワークショップでは「健康の社会的決定要因(SDH)教育ポータル」を受講前の教材として使用しました。
こちらもあわせてご覧ください。
なお、このワークショップでは「健康の社会的決定要因(SDH)教育ポータル」を受講前の教材として使用しました。
こちらもあわせてご覧ください。
今後も、SDH検討委員会は様々な企画を計画して参ります。
最終更新:2022年06月09日 17時57分
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