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看護師対象 研修会・セミナー

【開催報告】プライマリ・ケア看護学WEBワークショップ <選択領域編(応用編)> 小児ケア

2026年2月1日(日)に小児ケアをテーマにした看護学ワークショップをオンラインで開催しました。
病院、診療所、訪問看護ステーションなどの看護職14名が参加しました。

小児の成長発達と発達課題、健診、予防接種、子どもの権利

講師の東京都立小児総合医療センター 小児専門看護師の北村由起子さんより、小児の成長発達と発達課題、健診、予防接種、子どもの権利について、講義がありました。
看護職は、これらの視点を踏まえて、子どもにとって最善の利益を目指して支援することが求められることを学びました。
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    講義スライドより

フィジカルアセスメント、トリアージ・臨床推論

次に、子どもを「観る」ためのフィジカルアセスメント、トリアージを学びました。
小児のトリアージは、成人とは異なり、PAT(Pediatric Assessment Triangle)を用いた初期評価、JTASの5段階の緊急度判定レベルなど、年齢や発達段階に基づく評価が重要とされます。
今回の講義では、年齢別の身体的正常値を理解し、成長・発達に対して注意を払う必要があることを学びました。
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    講義スライドより
トリアージの事例の演習では、講師より提示された事例に対し、受講生が考える緊急度や臨床推論で考えられること、行うべきフィジカルアセスメント、対応やケアについて考えました。
その後、講師から、普段と違うこと、一般的な症状の中に重症な疾患に結びつく症状を早期発見することが大事であると解説していただきました。

虐待・育児支援

さらに、心理社会的側面の解説後に、虐待や育児支援を含めた対応方法について学びました。
虐待を疑った場合には、虐待の種類(身体的、心理的、性的、ネグレクトなど)やリスク要因を把握しながら、どのように介入するかを検討する必要があります。
受講生からは、多職種連携を含めた対応に関する積極的な質問や意見があり、活発なディスカッションとなりました。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1679-3.png
    講義スライドより

医療的ケア児への支援・成人移行期支援

そして、医療的ケア児の定義と支援に関する法律、小児慢性疾患患者の成人移行期支援について説明がありました。
近年、増加傾向にある在宅人工呼吸器や吸引、胃瘻などが必要な医療的ケア児、先天性心疾患や小児がんなど慢性疾患をもつ子どもに対しては、家族の心理的サポートのみならず、成人移行期支援におけるプライマリ・ケアでの関わりが重要であることを学びました。
また、健康状態だけでなく、親の様子や子どもの行動に注意を払うことも大切な看護師の役割であることを実感しました。

受講生の感想

受講生の多くは、診療所やクリニックに従事しています。
予防接種や健診以外でも様々な年齢層の子どもが来院するものの、普段の診療では成人患者さんを対象とすることが多くため、小児ケアにとても関心をもって参加していました。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1679-5.png
アンケート結果からも、
・子どものアセスメントが難しいと感じているスタッフが多いので、トリアージがすぐに活かせる
・トリアージの際の受付スタッフも含めた多職種との連携方法がとても参考になった
など、多くの学びを得ていたことがわかりました。

終わりに

今回の講義を通して、子どもや家族に対する看護実践を振り返り、小児ケアについての知識向上ができたと思います。
今後もワークショップの内容を充実させ、プライマリ・ケア領域での仲間を増やしていきたいです。
プライマリ・ケア看護学ワークショップへの皆さまのご参加をお待ちしております!

 
担当:教育研修運営部門 関口ひろみ

最終更新:2026年05月16日 13時58分

看護師部会 広報活動部門

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