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第17回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 学生セッション 受賞者インタビューVol.6 <ポスター発表の部(活動・症例報告) 優秀発表賞> 慶應義塾大学医学部
2026年5月29日(金)〜31日(日)国立京都国際会館で開催された第17回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会学生セッション。総エントリー数99演題(口演24演題、ポスター75演題)の中から、各部門で受賞された研究・活動内容をご紹介します。今回は大学ネットワーク委員会、委員の市来智子先生(香川大学医学部 総合診療学講座 教授)とともに、「ポスター発表の部(活動・症例報告)」で優秀発表賞を獲得した、慶應義塾大学医学部の熊谷仁誠さん、そしてその活動をサポートされた指導医の春田淳志先生からお話をうかがいました。
ポスター発表の部(活動・症例報告)優秀発表賞
##受賞部門
ポスター発表の部(活動・症例報告) 優秀発表賞
##演題名
在日外国人患者は日本人医師とのコミュニケーションにおいて、どのような経験をし、どのように捉えているか
##大学
慶應義塾大学医学部
##発表者名
熊谷仁誠さん(慶應義塾大学医学部5年生)
##指導者名
春田淳志先生(慶應義塾大学医学部 医学教育統轄センター )
安藤崇之先生(慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター)
ポスター発表の部(活動・症例報告) 優秀発表賞
##演題名
在日外国人患者は日本人医師とのコミュニケーションにおいて、どのような経験をし、どのように捉えているか
##大学
慶應義塾大学医学部
##発表者名
熊谷仁誠さん(慶應義塾大学医学部5年生)
##指導者名
春田淳志先生(慶應義塾大学医学部 医学教育統轄センター )
安藤崇之先生(慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター)
在日外国人患者は日本の医療でどのような経験をしているのか
医療サービスの評価において重視されている要素
近年、日本における在留外国人の人口は増加の一途をたどっており、令和7年末現在で約400万人に達している。このような社会情勢の急速な変化に伴い、国内でも外国人向け医療を提供する様々な体制構築が進められてきたが、実態としては国内の病院の約9割においていまだ外国人患者の受け入れ体制が十分に整備されておらず、本邦の外国人向け医療体制は依然として「発展途上」の段階にあると言わざるを得ない。こうしたことを背景に、本研究では在日外国人が日本の外来診療の場において日本人医師とコミュニケーションを行う中で「どのような要素に満足を感じ、何に対して不満を感じたのか」「彼らが医療サービスそのものを評価するにあたり、どの要素を重視しているのか」について解明することを目指した。
◎複数名の在日外国人患者が協力
本研究の目的は、在日外国人患者が日本の医療機関を受診した際、日本人医師とのコミュニケーションにおいて具体的にどのような経験をし、それをどのように捉え、評価しているのかを構造的に明らかにすることです。研究対象者の選定にあたってはマレーシア・ミャンマー・イタリア・中国・アメリカなど複数名の在日外国人患者から同意を得ました。全てのインタビューは同意のもとで録音され、その音源から正確な「逐語録」を作成しました。質的な語りの内容に加え、参加者がどの要素をより重く捉えているのかを探索するため、インタビューの際に「重視するサブカテゴリの優先順位」を尋ねました。分析の結果、在日外国人が日本人医師とのコミュニケーションにおいて経験した内容は、大きく以下の5つの「カテゴリ」に分類されました。
◎5つの「カテゴリ」
【対人的表現様式】
医師の発する非言語的コミュニケーションや態度に関するカテゴリであり、本研究で新しく浮かび上がった要素です。不満のサブカテゴリは「早口」「焦りや苛立ちを感じさせる声のトーン」「過度に大きな身振り」など。満足のサブカテゴリは「穏やかな声のトーン」「安心感を与える表情」「適切な言葉遣い」「適切な声量」など。
【配慮】
医師が患者を一人の人間、あるいは異文化を持つ主体として尊重しているかどうかが問われるカテゴリです。不満のサブカテゴリは「患者への敬意の不足」「外国人への先入観(日本語を学習しているのに理解できないと決めつけて勝手に英語に切り替えられるなどによる心理的落胆)」など。満足のサブカテゴリは「患者への敬意」「外国籍を前提とした対応」「適切な心理的配慮」など。
【医療内容】
医療内容に関するカテゴリです。不満のサブカテゴリとしては「母国と異なる医療」「診察時間の短さ」「不十分な説明内容」「治療の必要性の程度の未提示(どれくらい真剣に受け止めるべきかわからず不安にさせる)などがあげられました。満足のサブカテゴリとしては「先進的な医療」「十分な説明内容」「十分な問診」「図を用いた視覚的な説明」などがあげられました。
【言語】
医療現場で交わされる言葉そのものの理解度に関連するカテゴリです。不満のサブカテゴリは「医療専門用語の理解困難」「非医療用語(日常的な言葉や独特のオノマトペなど)の理解困難」など。満足のサブカテゴリは「医療に関する一般用語の理解可能」など。
【システム】
日本の医療制度やアクセス面に関連するカテゴリです。不満のサブカテゴリは「予約困難性」「営業時間による受診困難」「医療費の不透明性(治療費の見通しがクリアでなく不安に感じる)」など。満足のサブカテゴリは「予約容易性」「地理的近傍性」「気軽な受診を可能にする健康保険制度」など。
◎「医師の人柄」も重要な指標
看護師の評価を対象とした先行研究との比較において【言語】【医療内容】【システム】【配慮】の4カテゴリは共通していましたが、本研究では新たに【対人的表現様式】というカテゴリが抽出されました。患者が「一人の人間同士としての会話」や「医師の人柄」を、診療の良否を判断する重要な指標にしていることが浮き彫りになりました。また、日本人を対象とした患者満足度の先行研究と比較したところ、日本人の求める「接遇」「システム」「情報、説明」といった大枠は類似していました。しかし、本研究の外国人患者においては<外国人への先入観>や<非医療用語の理解困難>といった文化的背景・言語的制約に伴う特有の困難が存在していました。
さらに興味深いのは<長期的治療方針の未提示>や<治療の必要性の程度の未提示>といった、治療目標やプロセスの共有に関する「医師と患者間の期待値の違い」が不満として顕著に示された点です。日本の医療文化や制度に不慣れな在日外国人にとって「治療の見通しの透明性」や「一貫した説明」が不安を解消するための命綱になっていることを示していると言えるでしょう。
さらに興味深いのは<長期的治療方針の未提示>や<治療の必要性の程度の未提示>といった、治療目標やプロセスの共有に関する「医師と患者間の期待値の違い」が不満として顕著に示された点です。日本の医療文化や制度に不慣れな在日外国人にとって「治療の見通しの透明性」や「一貫した説明」が不安を解消するための命綱になっていることを示していると言えるでしょう。
― このテーマに焦点を当てたきっかけにから教えていただけますか?
最初からこの外国人医療に興味があったわけではありませんでした。私自身は「質的研究」という手法そのものに強い関心があったんです。医学教育の中では統計や数値データを扱う量的研究に触れる機会が多いのですが、「語り」や「経験」を深く分析する質的研究の手法を自分自身で実践して学びたいというのが最初の目的でした。
質的研究を実践するにあたって、テーマを模索していた頃、日本に暮らす外国人患者の方々とフランクに話し合う集まりに参加する機会がありました。そこで彼らの「生の語り」を聞いた時、自分の中の視界がガラリと変わるような衝撃を受けたんです。病院に行った時に困ったことや悲しかったことなど具体的なエピソードを伺う中で「研究として取り上げて構造的に分析してみたい」と思ったというのが経緯です。
質的研究を実践するにあたって、テーマを模索していた頃、日本に暮らす外国人患者の方々とフランクに話し合う集まりに参加する機会がありました。そこで彼らの「生の語り」を聞いた時、自分の中の視界がガラリと変わるような衝撃を受けたんです。病院に行った時に困ったことや悲しかったことなど具体的なエピソードを伺う中で「研究として取り上げて構造的に分析してみたい」と思ったというのが経緯です。
― 今回対象となった方々はどのようにして選んだのでしょう?
まずは対象となる方の「選択基準」をどう設定するかが課題でした。指導医の春田先生や安藤先生とも何度も相談を重ね、いくつかの条件を設定しました。特に最大のボトルネックとなったのが「解析・分析プロセス自体をすべて日本語で行う」という前提条件でした。つまり参加者の方には、片言であっても構わないので「日本語で医師と意思疎通ができること」、そして「インタビューにおいて自身の経験を日本語で語れること」が求められたのです。また、日本と母国の医療体験を比較した上での深い語りを得るために「10年以上の外国在住歴があり、現地での受診経験もあること」や「日本の医療機関を受診した経験があること」といった、やや厳しい条件を設定しました。
― インタビューで「本音」を引き出すために、どのような工夫を?
参加者の方に一切のバイアスがかからないよう、徹底してフラットに言葉を拾い上げることに終始しました。また、例えば『処方』を『お薬を出す』と言い換えるなど難解な「漢語」を避けて分かりやすい「和語」を使用すること、ゆっくりと文節ごとに区切って喋ることを心がけました。
これまで生きてきて、自分の話し方をここまで意識したことは一度もありませんでした。しかし相手の目を見ながら、丁寧に言葉を選んで区切りながら話すことで、参加者の方々が安心してご自身の言葉で語ってくれるのを肌で感じ、医師を目指す者としても本当に大きな学びとなりました。
これまで生きてきて、自分の話し方をここまで意識したことは一度もありませんでした。しかし相手の目を見ながら、丁寧に言葉を選んで区切りながら話すことで、参加者の方々が安心してご自身の言葉で語ってくれるのを肌で感じ、医師を目指す者としても本当に大きな学びとなりました。
― インタビューで集まった「語り」の分析が大変だったとお聞きしました。
一番恐れていたのは自分自身のバイアスが分析結果に影響を与えてしまうことです。私には将来「家庭医」になりたいという背景があり、医師と患者の間の関係性や「コミュニケーション」「接遇」といったテーマに強い個人的興味を抱いていたのです。自分の関心がある「コミュニケーション」や「優しさ」に関する語りばかりを過剰に評価したり、自分の望む結論に都合の良いようにコードを抽出・分類してしまいそうになるのを、常に警戒していました。指導医の先生方には、本当に徹底的に、かつ批判的に私の分析をチェックしていただきました。先生方は常に「このデータから本当にその結論が言えるのか?」という視点からフィードバックをくださいました。
― 【対人的表現様式】は今回の研究で追加されたカテゴリですね。
はい。医師の話し方、声のトーン、表情、言葉遣い、アイコンタクトといった非言語的な対人表現が患者の満足度に極めて強く関与していることが示されました。これは、今回の選択基準が「ある程度日本語が話せる外国人」であったため、純粋な【言語】の障壁が相対的に小さくなり、その結果として医師の態度や表現方法という「人間としての対話」の質がダイレクトに評価に現れたと解釈しています。単に「薬を出す」「技術を提供する」というビジネスライクな関係ではなく、医師という人間がどう向き合ってくれているか、その「人柄」や「誠実さ」を患者は声のトーンや表情から鋭く感じ取っていると考えられます。
― 学会での発表当日はどのような反響がありましたか?
特に印象的だったのは「質的研究」という手法そのものに関する質問が多かったことです。総合診療やプライマリ・ケアの分野では比較的馴染みがある手法ですが、一般的な医学界全体としてはいまだに数値や統計を用いた量的研究が主流であり、質的研究はそこまでメジャーではないという印象を持っています。そのため「どのようにしてテーマ分析の信頼性を担保したのか」「表計算ソフトでのコード整理の具体的な進め方は」といった手法のプロセスに踏み込んだ熱心な質問を多くいただき、手法への興味からスタートした私としては非常に手応えを感じました。
― 春田先生にお伺いします。熊谷さんの研究姿勢について、どのような印象をお持ちでしたか?
春田先生:一言で言えば、進め方が非常にスマートでした。倫理審査の計画書もまず自分で書き上げ、指摘を受けた部分についても、自ら考え修正していきました。また、研究の進捗をその都度しっかり共有し、必要なタイミングで相談するなど、コミュニケーションも非常に丁寧でした。、指導する側としても安心して任せることができましたし、学生というより、一人の共同研究者として尊敬できる姿勢だったと思っています。
特に印象的だったのは、一つの経験をその場で終わらせず、次の機会に生かしていたことです。学内発表で得た反省やフィードバックを踏まえて、本番の学会発表では、内容だけでなく、ポスターの構成や見せ方までさらに磨き上げていました。自分の研究を振り返り、「次はどうすればもっと良くなるのか」を考えて実際に改善していく。その姿勢は、研究を進めるうえで非常に大切な姿勢だと思います。
特に印象的だったのは、一つの経験をその場で終わらせず、次の機会に生かしていたことです。学内発表で得た反省やフィードバックを踏まえて、本番の学会発表では、内容だけでなく、ポスターの構成や見せ方までさらに磨き上げていました。自分の研究を振り返り、「次はどうすればもっと良くなるのか」を考えて実際に改善していく。その姿勢は、研究を進めるうえで非常に大切な姿勢だと思います。
― 指導される中で、先生ご自身にも「気づき」があったそうですね。
春田先生:はい。むしろ、私自身が彼から学ばせてもらったことも少なくありません。特に印象に残っているのが、研究結果をどのように聴衆者に伝えるかについて議論したときのことです。
分析を進める中で、彼から抽出された各カテゴリについて、その重要性や優先順位が聴衆者に直観的に伝わるよう「点数化して順位として示してはどうか」というアイデアが出てきました。私は当初、「質的研究の結果を単純に数値化して順位をつけるのは、研究の性質にそぐわないのではないか」と慎重な立場でした。
しかし彼は、「研究者にとっての方法論的な整合性だけでなく、聴衆者にとって何が分かりやすいかも大切ではないでしょうか」と提案してきました。そこで議論を重ね、質的分析そのものを数値に置き換えるのではなく、研究参加者である外国人患者のニーズの優先順位を数値化し、聴衆者により明確に伝えるための提示方法として工夫することにしました。その結果、それぞれのニーズの位置づけが視覚的にも理解しやすくなり、研究のメッセージをより明確に示すことができたと思います。
私自身、研究方法の原則を大切にする一方で、「最終的に誰に、何を、どのように伝えるのか」という視点の重要性を改めて考えさせられました。既存の形式にそのまま従うのではなく、研究としての妥当性を保ちながら、聴衆者に伝わる方法を考える。彼のそうした柔軟な発想に触れて、指導する側である私自身も、研究者として多くの刺激を受けました。
分析を進める中で、彼から抽出された各カテゴリについて、その重要性や優先順位が聴衆者に直観的に伝わるよう「点数化して順位として示してはどうか」というアイデアが出てきました。私は当初、「質的研究の結果を単純に数値化して順位をつけるのは、研究の性質にそぐわないのではないか」と慎重な立場でした。
しかし彼は、「研究者にとっての方法論的な整合性だけでなく、聴衆者にとって何が分かりやすいかも大切ではないでしょうか」と提案してきました。そこで議論を重ね、質的分析そのものを数値に置き換えるのではなく、研究参加者である外国人患者のニーズの優先順位を数値化し、聴衆者により明確に伝えるための提示方法として工夫することにしました。その結果、それぞれのニーズの位置づけが視覚的にも理解しやすくなり、研究のメッセージをより明確に示すことができたと思います。
私自身、研究方法の原則を大切にする一方で、「最終的に誰に、何を、どのように伝えるのか」という視点の重要性を改めて考えさせられました。既存の形式にそのまま従うのではなく、研究としての妥当性を保ちながら、聴衆者に伝わる方法を考える。彼のそうした柔軟な発想に触れて、指導する側である私自身も、研究者として多くの刺激を受けました。
― 熊谷さんは「家庭医」になることを決めていらっしゃるそうですね。
ほとんど確定に近い熱意を持って家庭医を目指しています。将来的には地域の診療所や中小病院など地域医療の最前線で働く姿をイメージしています。今回の研究を通じて、家庭医の「やりがい」と「独自の強み」を改めて確信することができました。家庭医における最大の強みは「その人と喋ること、深く関わること」そのものだと思います。患者さんの主治医として寄り添い、対話を重ねる中で信頼関係を築いていくことが「自分にしかできない医療」の実践であり、家庭医という存在の究極の魅力だと感じています。
今回の研究で、外国人患者であっても医師との「人と人との会話」や「人柄」を重視していることが実証されました。まさに、自分が信じて進もうとしている家庭医のコミュニケーションの価値が裏付けられたと感じており、この研究は私の医師人生の揺るぎない土台になりました。
今回の研究で、外国人患者であっても医師との「人と人との会話」や「人柄」を重視していることが実証されました。まさに、自分が信じて進もうとしている家庭医のコミュニケーションの価値が裏付けられたと感じており、この研究は私の医師人生の揺るぎない土台になりました。
― 今後の臨床と研究、そして現在取り組まれている「論文化」への意気込みを聞かせてください。
この研究は、ただ学会で発表して終わりにするのではなく、ご協力いただいた外国人患者の皆さんのためにも「論文」として世に送り出し、社会に還元することが最終ゴールです。現在は臨床実習の真っ最中で、忙しい毎日を送っていますが、その合間を縫って春田先生と一緒に少しずつ執筆を進めています。
医師になって最初の数年間は、何よりも目の前の患者さんを救うための「臨床能力」を徹底的に磨き、叩き込むことに全力を注ぎたいと思っています。しかし、一通りの臨床力が身についた先には、より多くの人々や社会全体にポジティブな影響を与えるための強力なツールとして、この「研究」という営みにも、積極的に携わっていきたいですね。臨床と研究の両輪を回しながら、これからの総合診療、プライマリ・ケアの発展に一人の医師として貢献していきたいと思っています。
医師になって最初の数年間は、何よりも目の前の患者さんを救うための「臨床能力」を徹底的に磨き、叩き込むことに全力を注ぎたいと思っています。しかし、一通りの臨床力が身についた先には、より多くの人々や社会全体にポジティブな影響を与えるための強力なツールとして、この「研究」という営みにも、積極的に携わっていきたいですね。臨床と研究の両輪を回しながら、これからの総合診療、プライマリ・ケアの発展に一人の医師として貢献していきたいと思っています。
大学ネットワーク委員会 取材後記
熊谷さんの素晴らしい研究発表と受賞、心よりお祝い申し上げます。
本研究は、在日外国人の外来診療における医師とのコミュニケーションをインタビューの逐語録からテーマ分析したものであり、対人的表現様式という重要な観点に着目された点が大変印象的でした。インタビューや分析におけるバイアスへの配慮や、ポスター発表における魅せるデザインとわかりやすい解析手法の工夫に、深く感銘を受けました。また、指導医の春田先生による、発案から倫理審査、分析、論文化に至る一貫したご指導も大変見事です。「協力者のためにも研究成果を社会還元する」という信念や、「学生と共に学び新たな発見を得る」という姿勢は、同じ指導医として大変勉強になりました。熊谷さんが今後、臨床経験を重ねつつ研究活動も継続し、将来家庭医としてリーダーシップを発揮される医師へ成長されることを心より期待しております。
大学ネットワーク委員会 委員 市来 智子先生
本研究は、在日外国人の外来診療における医師とのコミュニケーションをインタビューの逐語録からテーマ分析したものであり、対人的表現様式という重要な観点に着目された点が大変印象的でした。インタビューや分析におけるバイアスへの配慮や、ポスター発表における魅せるデザインとわかりやすい解析手法の工夫に、深く感銘を受けました。また、指導医の春田先生による、発案から倫理審査、分析、論文化に至る一貫したご指導も大変見事です。「協力者のためにも研究成果を社会還元する」という信念や、「学生と共に学び新たな発見を得る」という姿勢は、同じ指導医として大変勉強になりました。熊谷さんが今後、臨床経験を重ねつつ研究活動も継続し、将来家庭医としてリーダーシップを発揮される医師へ成長されることを心より期待しております。
大学ネットワーク委員会 委員 市来 智子先生
最終更新:2026年09月29日 00時00分















