こんにちは、プラネタリーヘルスワーキンググループです！

私たちは、気候変動をはじめとする環境問題を考慮した健康・医療のあり方を考えるワーキンググループ です。

2022年9月に発足し、勉強会開催やメンバー同士の情報交換などの活動を行っています。
プライマリ・ケア領域の医師・薬剤師たちと、領域別専門医、医学生がおよそ30名が集っています。

多くの方は「プラネタリーヘルス」という言葉を聞き慣れないかも知れません。
プラネタリーヘルスとは、人々の活動と地球環境との相互作用に注目し、人間も地球も共に健康的な調和を目指す概念です。人間も地球環境の一部であり、私たちが健康に暮らしていくためには豊かな地球環境が不可欠です。つまり、気候変動をはじめとする環境問題は、私たちの健康にとって喫緊の課題なのです。

　①気候変動や生物多様性の損失、環境汚染、資源の枯渇などの環境問題が及ぼす健康への影響
　②医療福祉が利用するエネルギー・資源や、医療廃棄物がもたらす環境負荷
この両方を考慮した医療システムへ早急にシフトしていくことが求められています。

・・・少し荷が重い話に感じられたかも知れませんが、実は、プライマリ・ケアの皆さんには、プラネタリーヘルスを理解し効果的に行動する素地が備わっているんです！
プライマリ・ケアでは、日頃から地域・社会の課題へ目を向けていることでしょう。その普段の視野を環境まで少し広げれば、自然とプラネタリーヘルスの視点を持つことが出来ます。

皆さんが日頃取り組まれていることに、環境の視点を少し足すところから始めてみませんか？


私たちと一緒にプラネタリーヘルスについて学ぶ機会は、以下のものがあります。

　1）実践誌「プライマリ・ケア」2023年春号（27号）～冬号（29号）の連載記事　『気候変動×プライマリ・ケア』
　2）当学会の全国学術大会やセミナーでの講演やワークショップ
　3）Slackコミュニティでの情報交換やオンラインミーティング　　など

もし私たちプラネタリーヘルスワーキンググループに興味をもっていただけましたら、下記のメールアドレスまでご一報をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　プラネタリーヘルスワーキンググループ　みどりのドクターズ
　　　　　　　　　　　　　greenpracticejp@gmail.com

　　　　　　　　　　　　　医療者が取り組む気候変動対策活動の紹介とお誘い