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第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2024

JPCA2024 教えて、実行委員リーダー!④

第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(JPCA2024)では、多様な参加者を受け入れるべく活動しています。

そんな大会の取り組みを学術チームリーダーの鳴本 敬一郎先生に話を伺いました。
前面に出てインパクトを持つ活動ではないかもしれませんが、これからの学会のスタンダードになっていくと嬉しく思います。 また紹介の最後にDE&Iに関する問い合わせページへのURLを掲載しています。あなたの小さな疑問にお答えします。

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JPCA2024担当部門:学術
氏名: 鳴本 敬一郎
所属:浜松医科大学地域家庭医療学講座
【担当部門について教えてください】 
 学術部門は、シンポジウム、教育講演、インタラクティブセッション、インタレストグループといったプログラムセッションと口演・ポスター発表といった一般演題セッションの全体的なプログラム構成や調整を行っています。学術部門メンバーは、医師、看護師、薬剤師から構成され、大会の学術面を少しでも充実化させることができるよう、様々な工夫について議論をおこなっています。
 
【実行委員としてどのようなことを準備していますか?】 
 プログラム全体の構成の確認やタイムテーブルの作成・調整をおこなうと同時に、実行委員会企画セッションの立案・計画・調整もおこなっています。大会参加者にとってプログラムの現地参加や動画からの学びが最大限になるよう、DE&I部門と相談しながら、参加者の多様性に配慮した提案や工夫を取り入れるようにしています。

【どんなところを参加してくれた人に見てもらいたいですか?】 
 本大会のテーマから「誰一人取り残さない」、「持続可能」、「プライマリ・ヘルス・ケア」の3つのキーワードを軸に、プログラムの構成を考えてきました。「誰一人取り残さない」では、ケアを受療する人たちだけではなく、ケアを提供する人たちや、援助希求を表出することが難しい方たちへも着目しています。「持続可能」では、一人ひとりのウェルビーイングから、災害、人口減少、戦争、気候変動といった日本、世界、そして地球レベルでの課題や取り組みに関するセッションも見どころです。

 また、本大会では、一部のポスター発表セッションにおいて、デジタル機器を用いての発表を行います。発表のない時間帯は、閲覧可能なデジタルポスターを自由にご覧いただけます。この取り組みは、プラネタリーヘルスの観点からも重要と考えており、実際に使用された参加者の皆さまから、いろいろな感想を頂けたらと思っています。

 最後に、学術面での充実化として、紙ポスターのデジタル版を閲覧でき、コメントや質問をポスティングできるプラットフォームを準備しております。非常に多くのポスター発表が予定されていますので、現地参加での質疑応答に加え、このプラットフォーム上でもディスカッションが活性化することを期待しています。
 
【最後に大会に向けての意気込みをお願いします】 
 参加者皆さまにとって、学術活動の更なる活性化やプライマリ・ヘルス・ケアの充実化へと繋がる大会になることを期待しながら、残り1か月、実行委員として準備できることはやり切ろうと思います。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-811-2.png
    鳴本 敬一郎氏
JPCA2024大会ホームページでも随時プログラムを更新していますので、詳細を確認ください!

最終更新:2024年05月01日 20時48分

第15回 学術大会 実行委員会

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第15回 学術大会 実行委員会

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