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プラネタリーヘルス

気候変動により増加している熱中症・新興感染症・心血管疾患、洪水等の自然災害の対応とそれによる精神疾患等へのケアは、プライマリケア医にとって日常診療の一部となっています。温室効果ガスを排出し続けることは、これらの疾患をより頻度多く、重症度高くすることに直結します。ヘルスケア産業での温室効果ガス排出は、コロナ禍を経て日本全体の10%ほどを占める産業に急成長しているかもしれません。現代の医療者は、患者さんをケアことは同時に、疾患を悪化させる温室効果ガス排出を伴っていることを理解する必要があります。また同時に、地球にやさしい医療とは、人にも優しい医療であることを知ってほしいです。 

1)会員・会員施設への気候変動への関わりに関する調査の実施
2)「気候変動と医療」に関する対策について学術雑誌等への投稿、シンポジウム・ワークショップの開催
3)医療関連学会との連携企画の提案と実施
4)「日本プライマリ・ケア連合学会プラネタリーヘルス宣言」の提唱