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Current topics - プライマリ・ケア実践誌

Residents-as-Teacher シリーズ/効果的なフィードバック

本日の目標

フィードバックの重要性を理解する

フィードバックの種類と目的を分けることができる

フィードバックの原則を理解する

Five micro skills の手順を列挙することができる

連載について

連載に際してFaculty Development(FD)というと教育と捉えられることが多いが、HarrisらによるとLeadership、Administration、Teaching、Research、Medical Informatics、Care Management、Multiculturalismといった多角的な側面がある。今回の連載ではそのなかでも教育に焦点を当てて展開していきたい。
筆者自身卒後7年めの総合内科医としても修練を積んでいる身分である。そんな修練中の医師が教育を論ずるのは違和感があると思う。しかし、修練中の身であればこそ、学生・研修医と近い立場であればこそ論ずることのできることもある。欧米などではResident-as-Teacherという考え方があり、若手医師は指導医として重要な役割をもつとされている。本連載では若手医師を含めたすべての医師、医療従事者に知ってほしい、医学教育のコンテンツを紹介していきたい。
第1回はフィードバックについて説明する。フィードバックは臨床教育にとって重要であり、守るべき原則が存在する。またテンプレートも存在するため、それらを利用することで効果的なフィードバックが可能になる。また、今まで数回若手指導医にむけての勉強会を開催したが、フィードバックについての勉強会開催の要望も多く、今回取り上げた。

フィードバックとは

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最終更新:2024年02月13日 00時00分

実践誌編集委員会

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