ホームニュースがんとプライマリ・ケアAYAweek2026とがん教育

ニュース

がんとプライマリ・ケア

AYAweek2026とがん教育

AYAweekとは?

静岡県沼津市で薬剤師として働いている梶 文祥と申します。

私が実行委員として参加しているAYAweek2026について紹介させて頂きます。

 
 AYAweekは2021年に「若い世代とがんの今を、世の中に発信していく1週間」として始まった
毎年3月に行われるAYA世代とがんについての啓発週間です。

 AYA(Adolescent and Young Adult)世代は、日本では15歳から39歳までの年齢を指し、この年代において、年2万人が、がんに疾患すると言われています。
 AYA世代は人生の中で、進学、就職、結婚や出産などのイベントが多く
幅広い支援が求められますが、小児がんや高齢者に比べてサポートが手薄い現状があります。

「AYA世代のがんを知ってもらうこと」をテーマのひとつであり、AYAweek2025では、会期中、全国で63もの参加団体に協働いただきました。また、全国からAYA世代のがん患者応援するフラッグを募集したところ全国42都道府県より、139枚のフラッグが集まりました。また、最終日に行われた大交流会では、東京、大阪、福岡の3つの現地会場とオンライン会場に合計141名の方に参加いただきました。

大交流会では、がん患者当事者だけでなく、患者家族、医療従事者、から医療系の学生まで参加しており、お互いの相互理解の場になっております。

がん教育チームの活動

私自身は、AYAweek2026では、がん教育チームの一員として携わらせて頂いています。

令和2年度より、小学校で「がん教育」の授業が開始されました。現在、中学校、高校でもがん教育の授業が行われるようになっております。

 学校で行われているがん教育では、「がんという病気を知ることで、命の大切さ、人を思いやる気持ちを育てる」ということを学習目標として掲げています。

 一方で、AYAweekがん教育チームでは「がんになっても誰もが自分らしく生きていける社会になってほしい」ということを目指して活動をしております。

例えばですが、がんへの理解不足により傷つく人たちを減らすためにはどうしたらよいか。
あるいは、がん患者本人ががんとの向き合い方を見つけるにはどのような支援ができるか。
AYA 世代の抱える社会的課題、精神的課題に対して、一人ひとりがどのように向き合えば、誰もが自分らしく生きていける社会となるだろうかと活動しております。
AYAweek 会期中には、がん教育ための資材の作成、また他団体のイベント、学会等への
参加を行い幅広く活動しております。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1616-1-2.jpg
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1616-2.jpg

AYA世代とプライマリ・ケアへ

がんの種類によっては長期に治療を続ける必要がある場合や、治療後の後遺症に悩まされる方も少なくありません。
治療のほかに、仕事や治療費あるいは妊孕性についてなど、AYA世代の抱える課題は多くあり、また、患者自身の抱えるニーズも多種多様であります。患者の抱える問題について、包括的に関わることができるプライマリ・ケアの役割は非常に重要だと考えています。
 また、一方で、患者自身にも医療との関わり方について知る機会が必要ではないかと私は考えています。
 
 AYAweek2026では、患者、医療従事者はもちろん、AYA世代について学びたい興味、関心のある方どなたでも
参加できるイベントが数多くあります。興味があるイベントがあれば、是非、参加して頂き、
AYAweek2026がプライマリ・ケアとAYA世代を結ぶ機会になれば幸いです。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1616-4.jpeg

最終更新:2026年03月01日 00時00分

がん診療に関するプライマリ・ケアWG

記事の投稿者

がん診療に関するプライマリ・ケアWG

タイトルとURLをコピーする