久しぶりのブロック支部

10月に入り、北海道はすっかり秋めいてきました。
皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか？

さて、10/1に山形市を訪れ、東北ブロック支部の学術集会でご挨拶をさせて頂きました。
所用があり短い滞在だったのですが、小幡支部長、高橋大会長、また企画運営側で汗をかかれているスタッフの皆さんとお話しすることができました。

　テーマは「住みよい地域の作り方」で、基調講演では「支えあうコミュニティをどう創るのか」、シンポジウムでは「美味しい地域の作り方」、「地域一体型NSTの実態本音トーク」と食、そして多職種連携を核とした実に興味深い演題が並んでいました。歴史的に薬剤師など多職種の皆さんの活動が活発な東北ブロックならではの地域に密着した実践的内容は、さすがブロック支部と実感させて頂きました。

本学会の臨床領域の活動は各委員会を中心とした臨床テーマ別の活動がある一方で、それと連動するブロック支部の活動が重要と考えています。ブロック支部、つまり地域の現場はプライマリ・ケアの中ではコンテクストとして欠かせないものであり、様々な理論や枠組みを地域住民に届ける際に大きな影響を与えます。将来的には都道府県支部へと更に地域密着の展開が必要と感じていますが、まずはブロック支部をしっかりサポートしていきたいと思っています。皆さんもご所属のブロック支部の活動にどうかご参加下さい！

草場鉄周