2023年を迎えて

学会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も学会活動へのご理解とご参加、どうかよろしくお願い申し上げます。

さて、年末年始、福岡の実家に帰省し、母親、子供と一緒に大分の別府温泉のお湯を楽しんできました。
その時、近くの高崎山の猿の群れを見に行ってきましたが、何と現在のグループのボスは70年の歴史で初めてのメス猿とのことで驚きました。ライオンやトラは雌が強いイメージがありましたが、猿もそうなのかと。

日本プライマリ・ケア連合学会でも理事のクオータ制導入でより女性会員や多職種の会員の参画を強化し多様性を高めようと昨年議論を重ねてきましたので、時代の変化について何か通じるものがあるようで思わず嬉しくなりました。人間も負けていられません。

今年はいよいよコロナ禍の発展的解消の年になりそうです。
感染症に強いプライマリ・ケアを日本に構築すべく、JPCAが先頭に立って進んでいきたいと考えております。
各地での日々の診療、どうか万端抜かりなくお進めくださいませ。

皆様にとって本年が気持ち良く前向きに進んでいける一年となるよう、心よりお祈り申し上げます。

草場鉄周