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「やく THE いし ~徒然なるままに~」

【プライマリ・ケア薬剤師】JPCA2023 薬剤師に感想を聞いてみた 1

みなさん、こんにちは。
日本プライマリ・ケア連合学会 薬剤師部会 広報担当の山崎瑞季です。

JPCA2023 現地参加の興奮冷めやらぬ日々ですが、
いかがお過ごしでしょうか。
まもなくオンデマンド配信がスタート予定とのことで、
薬剤師・薬学生の感想を伺ってまいりました。

"【プライマリ・ケア薬剤師】JPCA2023 薬剤師に感想を聞いてみた"
ということで、記念すべき第1回は、
牟田吉寛(株式会社SANATIO みかん薬局)さんから
感想をお寄せいただきました。

当日の熱気が伝わると思います。
ぜひ最後までご覧ください。

牟田吉寛 (株式会社SANATIO みかん薬局) さん

今回の学術大会は、会場がどこで何が行われているかが分かりやすく、回遊性も高かったので、いつも感じる「あちこち見たいのにここにしか行けない!」という葛藤が少なく済みました。
ブースも多様性に富み、通常では繋がることはなかったであろう方々との得難い出会いがありました。
また、色々な学会で音の指向性には考えさせられる事が多かったのですが、今回はそれも相当考慮されており、とても参考になりました。

初日5月12日、豊田市での講演は、名古屋から片道1時間を悩みましたが、悩んだ自分を罵倒したくなる程豪華な内容でした。
能楽堂で行われた、という事から世阿弥の「初心忘るべからず」が自然と思い起こされ、
医療を志した事や初めてプライマリ・ケアに触れて感銘を受けた時の気持ちを反芻しながら拝聴しました。

「たとえ全額自費になったとしても自分達が選択してもらえるか」
「専門家たるもの自分がいなくとも状況が回るようにしていくべきではないか」
「猛スピードで進化するA Iによる情報格差の消失をどう捉え、非言語コミュニケーション等に価値を見出していくか」

等の内容が特に心に残り、未来に対する想いの密度が高まりました。あの身に迫る様な濃密な空間を「医師にチャーミングさはあった方がいいよね」と包むようにまとめた藤沼先生の手腕には世阿弥もニッコリだったのではないでしょうか。

運営本部の方々の現場での対応も、過去になく迅速かつ協力的で大変助かりました。
「私達も楽しんで欲しくて」と言われた時は本当に感動しました!
懇親会の雨模様に対しての事前の案内などもきめ細やかで、お陰様で余す所なく楽しむことができました。
主催側の強い連携が無ければ不可能だった満足度の異常に高いJPCA2023だったと思います。本当に、本当にありがとうございました。

感想を読んで

初日の豊田会場の熱気が蘇りました。
Web講演会が増えた昨今、私も移動の壁が無くなった便利さに慣れつつありました。
豊田市能楽堂でのセッションは、内容も会場の空気もLIVEだからこそ感じれたのだと思います。

ぜひ、来年の浜松でも、みなさんとこの続きを共有したいです。
また、オンデマンド参加は2023年7月31日(月)正午まで受付予定です。
残念ながら、豊田会場はオンデマンド配信がありませんが、
名古屋会場の再現を2023年8月末まで楽しみましょう。


編集・文責 山崎瑞季(薬剤師)

最終更新:2023年06月05日 13時50分

プライマリ・ケア薬剤師認定制度委員会

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