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見逃せない救急・見逃さない救急「それって本当に咽頭炎?!」

Introduction

第13回目は「それって本当に肝性脳症?!」でした。血中アンモニア濃度が高いから、肝硬変を指摘されている患者の意識障害だから、アステリキシスを認めるから。これらは肝性脳症を疑う一つのサインではありますが、絶対的な所見ではありませんでした。総合的な判断を行うこと、また肝性脳症と判断する場合には誘因も意識することがポイントでした。今回は咽頭炎に関して。A群β溶血連鎖球菌やアデノウイルス、RS ウイルスによる急性咽頭炎が頻度が高いですが、killer sore throatとして覚えておかなければならない五つの疾患、そしてそれら以外にも・・・コロナ禍では、喉の痛みを訴える患者を診ると「コロナかも?」と考え、診察をすることなくまずは検査となりがちですが、初診時に診断しなければ重篤な転帰を辿りかねないいくつかの危険な疾患も潜んでいます。Hi-Phy-Viを意識し、適切に介入しましょう。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-568-1.jpg

Point

発症様式(onset)、時間経過(time course)、痛みの程度、姿勢を意識して鑑別を進めよう!

Case

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最終更新:2023年12月06日 17時13分

実践誌編集委員会

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