【開催報告】第7回雑談会

日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア看護師支援部門では、２か月に1度「雑談会」を開催し、様々な場所で活動している仲間と意見交換を行っています。
今回は 8人が参加しました。
テーマは、6月に開催された第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会（6月20～22日、北海道）について、勉強になったことや印象に残ったこと等を話し合いました。
参加できなかった方にも、是非、行った気分になって読んでいただけたらと思います。

「事例の書き方講座」では、2つの事例についてグループワークをおこない、実際に事例報告書を書いた学会認定プライマリ・ケア看護師から解説するセッションでした。
わかりやすい報告書とそうでない報告書の提示があり、比較することで、相手に伝えるには構造的に記載することがポイントになることがよくわかりました。

わかりにくい事例報告書を用いたグループワークでは、事例の書き方に留まらず、事例の背景や介入方法についての意見がたくさんありました。
参加者の鋭い視点や意見交換の内容がとても勉強になりました。

患者協働に関するシンポジウムでは、実際のプライマリ・ケアの医療現場で実践されている活動について、多職種、患者、市民の立場から聴くことができました。
また、「プライマリ・ケアにおける患者・家族との協働による患者安全改善ガイド」にある患者安全を向上するための4つの戦略について、実際の実践例を聴くことができました。
患者協働をより身近に感じるとともに、 自身の活動の中での患者協働を発見したり、強化する機会になりました。

〇看護師以外の職種の話など、様々な分野の話を聞くことで、とても有益で視野が広がりました。
聴きたいセッションが沢山あるので、オンデマンドで放映されない現地でしか参加できないセッションを中心に受講しました。

 〇北海道ならではの食材を使用したキッチンカー等で昼食を購入し、久しぶりに再会した仲間たちと食事を楽しむことができました。 

〇前日祭「そこ・そこ」では、美唄、十勝、寿都・倶知安、室蘭函館の５コースがあり、札幌以外の北海道にも目を向けることができました。懇親会では、アイヌの踊り流しや北海道グルメを満喫し、たくさんの参加者と交流ができました。

普段、オンラインでしか会えない仲間と実際に会って話をすることができ、直接話せることの大切さを実感しました。
また今回、初めて会った方たちと一緒に活動し、つながりを広げていきたいと感じています。

次回の雑談会は9月を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております！

 
看護師部会
認定者の会支援部門　黒田 かおり