ホームイベント研究支援2025年度 「PCR-Connect」を開催いたしました

イベント

2025年度 「PCR-Connect」を開催いたしました

イベント概要

このイベントは終了しています

開催日2025年11月03日(月)

場所大阪府 大阪科学技術センター

2025年度「PCR Connect」開催報告

11月3日(祝)、秋季生涯教育セミナーの開催に合わせ、今年度の「PCR Connect」を実施いたしました。

当日は現地・オンライン双方で多くの皆様にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
以下、当日の様子をご報告申し上げます。

午前の部:初学者向けセッション&臨床研究スキルアップセミナー

  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1552-1.jpg
対面で行われた初学者向けセッション:「プライマリ・ケア研究を始めたい、あなたに贈るワークショップ:リサーチクエスチョンを作ってみよう!」では、日常の診療業務で生じた臨床的な疑問(Clinical Question)だけでなく、社会的な課題についても活発なディスカッションが行われました。

また、名古屋大学 片岡裕貴先生による「生成AIを活用したPECO作成」のレクチャーもあり、現代のニーズに即した学びの深い時間となりました。

並行してオンラインで開催された「臨床研究スキルアップセミナー」では、ACP日本支部より濱口杉大先生、福島県立医科大学より高橋世先生・長沼透先生、日本臨床疫学会・高知大学より佐田憲映先生をお招きし、質の高い講義をいただきました。

昼食交流会

  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1552-4.jpg
東京慈恵会医科大学 青木拓也先生の司会のもと、参加者全員による自己紹介を行いました。

対面ならではの温かい雰囲気の中で交流を深め、改めて直接顔を合わせることの意義を再確認する貴重な機会となりました。

午後の部:これからのPCR Connectを考える

草場鉄周理事長のご挨拶の後、青木拓也先生、濱口杉大先生、佐田憲映先生より、PCR Connectの経緯や趣旨についてご説明いただきました。

本会は、JPCAだけでなくACP日本支部や日本臨床疫学会で活躍される先生方が深くかかわっており、所属の垣根を越えて切磋琢磨できる「他流試合」のような場であることが共有されました。

フロアからは「診療業務と並行して研究スキル向上は難しいが、本会はその良い学びの場である」といった意見が挙がり、今後の継続に向けた前向きな議論が交わされました。

今後の展望

これまでのPCR Connectの一つの柱であった「研究計画 evolution」は、今後、学術大会の「Research in Progress」として発展的に統合される予定です。

来年度の開催様式については、対面の良さ(交流・ワークショップのやりやすさ)とオンラインの良さ(参加しやすい)を考慮し、引き続き運営協議会にて検討してまいります。

ご参加いただいた皆様、ファシリテーターとしてご協力いただいた委員、ならびに運営スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。

最終更新:2025年11月27日 11時08分

研究支援委員会

記事の投稿者

研究支援委員会

タイトルとURLをコピーする