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ショートショート 指一本の診断術/頭痛編 診断!後頭神経痛
Vol.8 No.3の「プライマリ・ケアでの救急」の近況報告で、腹部に指一本分の圧痛点がある前皮神経絞扼症候群を紹介しました。好評を博したなんてことはまったくなかったのですが、指一本で診断できる疾患はほかにもありそうと妄想が膨らみ、本文とは関係ない医学ネタで、「指一本の診断術」を勝手にシリーズ化してしまいました。編集委員の先生方の寛大なご配慮に感謝申し上げます。
腹痛に限らず、頭痛診療でも、急性、慢性にかかわらず後頭部に指一本分の圧痛点がないか探すようしている。後頭神経領域に圧痛があって、圧痛部位へのリドカイン局注が効けば、後頭神経痛のはずである。国際頭痛分類では後頭神経痛の診断基準は表1であるが、症状は非典型例も多く、片頭痛などの診断になっている方も多いのではと感じている。慢性頭痛で診断がつかずドクターショッピングを繰り返すケースを散見する。また、主訴が前頭部痛(おそらく放散痛)となることもある(後頭神経から三叉神経脊髄核を介してV1領域に痛みが放散するという報告1)もある)ので、頭痛の初診では、指一本分の圧痛を後頭神経領域で探すようにしている。
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最終更新:2026年09月03日 00時00分








