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理事長 草場先生の部屋
2025年を迎えての決意
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれては新年をどのようにお過ごしでしょうか?我が家は久しぶりに自宅でゆっくり長めの休暇を楽しんでおります。
昨年の学会は年始からのクオータ制導入後初の役員選挙から始まり、春のかかりつけ医機能報告制度に関する厚労省での協議、6月には浜松での学術大会、秋からは災害支援活動組織PCATの立ち上げと導入研修、そして久しぶりの国際交流に伴う若手医師の英国RCGP訪問と発表、更には新家庭医療専門医制度へのWONCA国際認証の受審と認証成功など、コロナ禍での停滞を一気に払拭するような実に活動的な一年間だったと振り返っています。
昨年の学会は年始からのクオータ制導入後初の役員選挙から始まり、春のかかりつけ医機能報告制度に関する厚労省での協議、6月には浜松での学術大会、秋からは災害支援活動組織PCATの立ち上げと導入研修、そして久しぶりの国際交流に伴う若手医師の英国RCGP訪問と発表、更には新家庭医療専門医制度へのWONCA国際認証の受審と認証成功など、コロナ禍での停滞を一気に払拭するような実に活動的な一年間だったと振り返っています。
そして、今年は昨年一新した委員会体制を本格的に軌道に乗せていく年になります。ICT活用により委員会活動を活性化すると共に、活動の透明化を図って、役員はもちろんですが会員の皆様にも何が行われているかを見えやすくする工夫を取り入れていきたいと思います。また、今年後半頃から本格的に準備されていくであろうかかりつけ医機能報告制度への対応を会員に促すことも大切なことですし、そうした診療情報を市民向けにわかりやすく提示するプラットフォームの構築にも取り組む必要があると考えています。「家庭医、総合診療医は素晴らしいと思うけど、一体どこにいるんですか?」という声に学会が応えるフェーズがやってきました。
想像するだけでも取り組むべきことが目白押しの一年になりそうな予感がしますが、いずれの施策も会員、代議員、役員、そしてブロック支部が連携してこそ実現可能なことばかりです。どうか、今年も皆様のお力を学会に与えて頂ければ幸いです。共に日本のプライマリ・ケアの推進にむけて進んで参りましょう!
草場鉄周
草場鉄周
最終更新:2025年01月01日 00時00分