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プライマリ・ケア診療各論(救急)/それって本当にSTEMI(ST上昇型心筋梗塞)?!

Introduction

第11回目は「それって本当に尿路感染症 ?!」でした。
尿が濁っているから尿路感染症、尿に菌がいるから尿路感染症、CTで腎臓が毛羽立っているから尿路感染症、ではなかったですね。
頻度が高い疾患であるからこそ、きちんと他の疾患を除外しつつ根拠をもって診断したいものです。
 今回は絶対に見逃したくはない急性冠症候群(acute coronary syndrome:ACS)、とくにST上昇型心筋梗塞(ST-elevation myocardial infarction:STEMI)に関して。
胸痛患者では、ACS、大動脈解離、肺血栓塞栓症は常に意識します。
そのなかでも頻度が高いACSを念頭に、受診後速やかに心電図を確認することが推奨されています。
図1のような貫壁性虚血を示唆するST上昇が認められれば、STEMIと判断し経皮的冠動脈インターベンション(percutaneouscoronary intervention:PCI)など専門的処置へ向かいます。可能な限り早く再灌流を得ることが求められるため、STEMIと判断したらすぐに循環器医へのコンサルト、これでOKです。
 それでは、心電図でST上昇を認めたら、それはすべてSTEMIなのでしょうか?
 心電図を読影する際に大切なことはなにか、具体的に考える疾患はどのようなものがあげられるのか、今回はそのあたりを整理しておきましょう。

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最終更新:2026年03月10日 00時00分

実践誌編集委員会

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