「面接指導実施医師養成講習会(eラーニング)」のご案内

学会員のみなさまへ

平素より大変お世話になっております。
予防医療・健康増進・産業保健委員会　産業保健チームでございます。

日本プライマリ・ケア連合学会会員のみなさまの労働環境支援をさせていただくため、
みなさまにお知らせさせていただいております。

今回は、厚生労働省より
「面接指導実施医師」を養成する講習「面接指導実施医師養成講習会」のお知らせです。
(※サムネイル画像は厚生労働省「医師の働き方改革面接指導実施医師養成ナビ」より引用)

令和6年4月から施行される医療法に基づき、 長時間労働医師に対する面接指導の実施が、医療機関の管理者へ義務付けられます。この面接を実施する医師は「面接指導実施医師」と呼ばれ、厚生労働省の提供する「面接指導実施医師養成講習会(eラーニング)」を受講し、修了証が発行されれば、面接指導実施医師となることができます。このeラーニングは、令和5年7月22日までの時点で、全国約30万人いる医師のうち、約6000人が受講終了されています。

とくに、長時間労働医師がいる医療機関にご所属の方で、まだ未受講のみなさまには、ぜひご受講いただき、医療機関全体として、地域の課題も踏まえながら、医師の時間外勤務短縮に向けて取り組んでいただけますと幸甚です。また、実際に面接指導を実施する見込みはない先生であっても、まだ医師の働き方改革の制度自体をあまりご存知でない先生にとっては、eラーニングを受講することで、医師の働き方改革の制度について自ら学ぶことができますので、ぜひ受講してみてください。なお、このeラーニングは無料となっています。

eラーニングWebサイトURL: https://ishimensetsu.mhlw.go.jp/
(「面接指導実施医師養成講習会を受講する」より受講が可能です)

【面接指導実施医師養成講習会】
eラーニング講習カリキュラム(約200分)
・第1章　総論・法制論
・第2章　健康管理
・第3章　追加的健康確保措置
・第4章　面接指導の実際
・第5章　意見書作成と環境調整

予防医療・健康増進・産業保健委員会　産業保健チーム