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理事長 草場先生の部屋

厳しい年明けを迎えて

令和6年、2024年を迎えました。ただ、正月から能登半島地震、2日には羽田での航空機事故と立て続けに大きな災害・事故が発生し、とてもお祝い気分ではいられない心持ちでお過ごしだったことと思います。とりわけ、能登半島の地震については東日本、熊本と近年続く地震災害の延長線に起きた印象も強く、今後予想される南海トラフや東海地震も視野に入れながら生活しなければと、改めて日本全体に警告を発した感もあります。

能登半島地震には災害医療システム委員会を中心に災害支援に関する情報発信を行う

学会としては災害医療システム委員会を中心に中部ブロック支部理事の先生方と協力の上、情報収集を行い、本学会ウェブサイトを通して災害支援に関する情報発信を行ってまいります。当面、学会としての被災地への人的支援を行う予定はございませんが、将来に向けての被災地支援のための研修体制の構築についてはしっかりと進めて参りますので、その際には会員の皆様にも是非お力をお貸し頂きたいと思います。

2024年も地域住民の暮らしを支えるための最も身近な医療提供を続ける

最後に、2020年からのコロナ禍は一旦落ち着きましたが、2024年を迎えた今でも地球温暖化、物価の高騰やウクライナ・パレスチナでの戦争など、世の中の情勢は不安定なままです。とは言え、プライマリ・ケア医療従事者として地域住民の暮らしを支えるために、最も身近な医療提供を続けるという役割は何ら変わりません。今年も会員の皆様が質の高いプライマリ・ケアを提供されること、そして、ご自身とご家族が健康でおられることを心より祈念いたします。本年もどうかよろしくお願いいたします。

  草場鉄周

最終更新:2024年01月09日 23時35分

「プライマリ・ケア公式WEB」 編集担当

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「プライマリ・ケア公式WEB」 編集担当

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