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第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2024

広報実行委員からみたJPCA2024

関わり方で見える景色が変わった

JPCA2024
広報チーム 小林駿介 

JPCA2024の実行委員として活動するにあたり、当初は「地元で開催される全国大会なんてそうあることではないし、少しお手伝いできればいいかな」くらいに考えていました。また、所属する静岡家庭医養成プログラムの井上真智子先生が大会長を務められる大会が開催される年に、私自身が同プログラムの専攻医最終学年になっているというタイミングも何かの巡り合わせかなと感じていました。
 キックオフミーティング後の懇親会でたまたま広報チームに所属することが決まり、リーダー宮地紘樹先生のもとで活動することとなりました。広報といっても自分はど素人で何をしていけば良いのか見当がつかず、ただミーティングに参加してタイムテーブルを眺める日が暫く続きました。そんな中、今回の大会テーマ「誰一人取り残さない、持続可能なプライマリ・ヘルス・ケアに向けて」を掲げるにあたり、DE&Iチームが創設され、私は主にそのチームの広報担当になりました。
 多様性、公正性、包括性・・・何だか形にするのが難しそうだな・・・が最初の印象でした。DE&I提言の作成から、具体的に見える取り組みとして形にしていく過程で、DE&Iチーム内の話し合いにも立ち会わせていただきました。それは、今まで意識してこなかった部分への配慮を大人が知恵を出し合って紡いでいく過程でした。別々の地域で生活や仕事をしているメンバーと、互いの日常生活も見えない中でteamsというプラットホームやzoomを使って画面越しに話し合っていく光景は、混沌としていながらも人の優しさに溢れていたように感じました。
 私も広報担当としてその成果物を全国の皆様に届けたいという思いが日に日に増していき、ギリギリまで自分のできる範囲で広報活動を行なっていきました。いよいよ学会当日を迎え、「至る所に散りばめられたDE&Iの理念をどう感じて下さるのだろうか」という思いで参加しました。すれ違う参加者の方の表情や会話を自然と意識している自分がいました。関わり方でこんなにも見える景色が変わるんだなーと不思議な気持ちになった学会でした。
 総じて専攻医という立場にいながら日常診療、他業務との兼ね合いの中で広報活動とそれに付随する時間外のミーティングに参加するのは大変でしたが、結果的には多くの方にご参加いただくことができ、また実行委員として協力させていただいた経験はとても貴重なものになりました。宮地先生、DE&Iチームの皆様、そして家族に心より感謝申し上げます。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-906-1.jpg

感想を受けて

広報チーム副リーダーの小林先生
DE&Iチーム広報をメインに活躍いただきました。
飲み会で僕と同じテーブルのために実行委員に。慣れないTeamsでの情報共有や広報コンテンツ作成。
仕事との両立もさまざまな葛藤があったと思いますが、最後は見える景色が変わりるほどの覚醒を得られました。

これからのご活躍を楽しみにしています。

広報チームリーダー
宮地紘樹

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最終更新:2024年06月23日 16時02分

第15回 学術大会 実行委員会

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