ご挨拶

第23回秋季生涯教育セミナーのお誘い

拝啓 初夏の候、先生方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
そろそろ秋の学びの季節に向けた準備が始まる頃となりました。
本年の第23回セミナーも、引き続きハイブリッド形式での開催を予定しております。

秋季生涯教育セミナーは、もともと現場で活躍される実地医療家の皆様に向けた、実践的な学びの場として歩んでまいりました。
近年は企画の幅も大きく広がってまいりましたが、今回はあえて原点に立ち返り、本年のテーマを「プライマリ・ケアの医学的基盤を、もう一度」と掲げました。私たちは患者さんを、生物医学的(バイオ)・心理的(サイコ)・社会的(ソーシャル)な側面から全人的に捉えることを大切にしてまいりました。しかしその根幹をなす「バイオ」=医学的な土台は、日々の実践のなかでともすれば後回しになりがちです。本セミナーでは、その土台をもう一度腰を据えて学び直します。
今回はその学び直しを立体的なものにするため、内科領域にとどまらない幅広い診療領域のセミナー、多職種でともに学ぶセミナー、臨床推論を磨くセミナー、そして身体診察や手技を実地で学ぶハンズオンセミナーなど、多彩な切り口の企画を複数ご用意いたします。現地でしか味わえない濃密な学びを通じて、プライマリ・ケアに必要な医学的基盤をあらためてアップデートしていただける構成を目指しております。

また本年は、会場を梅田スカイビルに移しての開催となります。
よく学んでいただくのはもちろんのこと、足を延ばして大阪の街や観光もあわせてお楽しみいただければ幸いです。

さらに本年は、オンライン参加費の値下げに踏み切りました。
費用は抑えつつも、レクチャーの数や質は落とすことなく、むしろこれまで以上に充実した内容をお届けできるよう準備を進めております。現地開催の終了後もオンデマンドでご視聴いただけることを思えば、大変お得な内容になっているものと存じます。現地で臨場感を楽しむもよし、ご自宅や職場から継続的に学ぶもよし。多くの先生方に末永くご活用いただける秋季セミナーになればと願っております。
本セミナーは、総合診療に関心を寄せる学生や研修医にとって、総合診療の実像や魅力に触れる貴重な機会でもあります。

さらに、総合診療を専門とする専攻医にとっては、明日からの診療に直結する実践知を得られる場として、大きな価値を持つと自負しております。ご多忙の折とは存じますが、ぜひ梅田の会場にお越しいただき、共に学び、語らうひとときをお過ごしいただければと存じます。
皆様のご参加を、委員一同心よりお待ち申し上げております。

敬具

生涯学習委員会委員長 大浦 誠