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Current topics - プライマリ・ケア実践誌

予防医療のエビデンス/成人における不安障害スクリーニング

要約

✓不安障害による社会的負担は大きい。
✓日本における不安障害の有病率は米国と比較して低い。
✓妥当性の検証が実施された自己記入式質問票が存在する。
✓65歳未満の成人および周産期の患者におけるスクリーニングの利益についての間接的な根拠が存在する。
✓高齢者におけるスクリーニングの利益についての根拠は乏しい。
✓スクリーニングの害としての薬物療法による有害事象についての根拠がある程度存在する。

文献レビューの結果

●不安障害による社会的負担

我が国における不安障害による社会的負担は大きく、職場における生産性の喪失がその大部分を占めることが示されている。不安障害の総コストは約2兆3,900億円、直接コストは約497億円、間接コストは約2兆3,400億円と推定されている。

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最終更新:2025年03月05日 00時00分

実践誌編集委員会

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