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JPCA2025 キャリアCafé スポーツ医学に興味のある人集まれ!開催報告

イベント概要

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開催日2025年06月22日(日)

場所北海道 札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1 札幌コンベンションセンター

JPCA2025 キャリアCafé スポーツ医学に興味のある人集まれ!開催報告

第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会にて、DE&I推進委員会が主催、スポーツ運動医学委員会がホストとなり、キャリアCaféを開催しましたので報告いたします。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1416-1.jpg
開催日:2025年6月22日(日)
参加者数:16名
目的:総合診療と近いようで遠く感じてしまう、運動器診療、スポーツ医学に関心を持つ多様な背景やキャリア志向を持つ医療者同士がつながり、将来の展望や悩みを共有・相談できる場を提供すること
 
当日の様子
当日は医学生や薬学生などの学生から、すでにスポーツ現場に関わりを持つ専攻医の先生や、整形外科をローテートした直後の先生、興味・関心はあったが始められなかった中堅の専門医の先生など幅広い層の方々にきていただきました。

学生からは将来の進路選択やキャリア構築に関する相談、薬剤師としての関わり方に対する相談が出てきましたが、これから始めたいという先生方からは、どのように関わり始めるべきか、学び始めるのにどんな方法があるか、またすでに関わりを持っている先生からは関わりを継続していく方法や、学びを深めていく方法についてなど、より具体的な相談がありました。

・忙しい日々の中での学び方や、一歩の踏み出し方についての情報共有
・「とりあえずやってみる」姿勢の大切さについて共有
・最初に取り組むべき学習リソースや資格についての情報提供
・地域スポーツチームや競技団体との関わりをどう継続し広げていくかについて情報交換
・運動器の学びを深める工夫や、スポーツ医学の日常診療への応用方法の共有

などのアドバイス、経験談の共有などが委員会メンバーを中心におこなわれました。
また当日は学術集会に参加された日本スポーツ医学財団の松本秀男先生、当委員会主催シンポジウムのシンポジストである小熊祐子先生、佐伯輝明先生からもアドバイスをいただける貴重な機会となりました。

開催を通じて得られた気づき

今回のキャリアカフェを通じて、スポーツ医学や運動処方への関心は幅広い層にあるが、「最初の一歩」が難しいと感じている人が多いことを感じました。また多職種が関わるスポーツ医学だからこそ、多様なキャリアの選択肢を可視化、言語化する機会が重要だと改めて認識しました。学生から開業医まで、関わりのきっかけとなる情報(例:学会、研修先、地域活動)や学習方法の提示を今後も継続していく必要性を確認しました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!今後もまた同様の機会を設けられるようにしていきたいと思います。

 ※学術集会で開催した委員会主催シンポジウム「そこ・そこのプライマリ・ケアスポーツ医学」に関する記事はこちら

※9月30日まで学術大会ポータルサイトでオンデマンド配信中です 

スポーツ運動医学委員会 キャリアCafé担当
濱井彩乃,小松考行,伊東知子,内田卓郎,近藤慶太,藤田耕己

最終更新:2025年08月17日 13時16分

スポーツ・運動医学委員会

記事の投稿者

スポーツ・運動医学委員会

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