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第17回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の環境への取り組み

今年5月に京都で開催する第17回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会では、過去2大会に引き続き環境に配慮した企画・運営に努めています。


今大会での新たな取り組みとして、学術大会のカーボンフットプリント測定を実施致します。
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カーボンフットプリントとは?

カーボンフットプリント(Carbon Footprint:CFP)とは、製品やサービスがどのくらい環境負荷をもたらすものか示した指標です。サービスの場合、準備から終了までの全体で排出する温室効果ガスを測定します。

環境対策の課題や成果を評価するために測定しています。


たとえば、学術集会のようなイベントでは、参加者の移動(航空・鉄道・自家用車)、宿泊、会場の電力、配布物や備品、飲食などが測定の対象となります。


それらをそれぞれの環境負荷を集計し、CO2排出量に換算します。

医療において、治療に先立って診断や検査で十分な評価を行うことと同じ意味合いです。

有効な治療の選択や治療効果を確かめるに評価は欠かせないことを皆さまよくご存じかと思います。



前回大会でも、部分的なCFPの測定を試みましたが、今回はより本格的に大会全体のCFPの測定を実施致します。

そのため、本学術大会に参加される皆さまの移動手段や宿泊日数について確認させていただいています。

大会参加申し込みの手続きの際に、簡単なアンケートを設けていますので、ご協力の程、何卒よろしくお願い致します。

なぜ、本学会がCFPを気にかけるのか?

日本プライマリ・ケア連合学会は、2024年に「気候非常事態宣言(浜松宣言)」を掲げ、診療・教育・研究の立場から気候変動に向き合うことを表明してきました。
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本学会が率先してカーボンフットプリントを測定することが、学会員のみなさまや所属医療機関への理解促進に繋がると信じています。

それは次のような課題意識からです。

★ 気候変動は、「今世紀最大の健康危機」と言われるほどに、多種多様で深刻な健康影響を及ぼします。
★ 日本のヘルスケア業界の温室効果ガス排出は、人口当たり一人当たり世界3位であり、日本全体の5%を占めます。そのため、気候変動による健康・社会への影響を軽減するために医療も環境負荷軽減を目指す必要があります。


有効な気候変動対策を行うには、環境負荷の実態を評価する必要があります。その手段が、CFPの測定です。各医療機関や事業所でCFPを計測する仕組み作りに取り組んでいますが、それに先立って、本学会の代表的な事業である学術大会のCFPに取り組んでいます。
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測定は、WONCA Planetary Health working partyが出したEquitable and Sustainable Events Policy 2023を参考にしています。


この活動は国内のみならず、アジア太平洋地域の気候変動対策にも繋がっています。日本を含むアジア太平洋地域は、世界人口の半分、温室効果ガス排出の半分をだしています。

本学会は、WONCA アジア太平洋地域を通じて、気候変動対策を推進することは、アジア太平洋諸国のプライマリ・ヘルス・ケアの向上に繋がります。

本大会では、その他にも数多くの環境対策に取り組んでいます!

★ ウォーターサーバーの設置と、マイボトル持参の呼びかけ
★ ヴィーガンメニューの選択機会とヴィーガンメニューを提供する飲食店の紹介
★ フードロス削減の呼びかけ
★ クールビズの推奨
★ プラネタリーヘルス関連のプログラムの開催

大会会場もプラネタリーヘルス的な魅力がいっぱい!

また、大会会場である「国立京都国際会館」は、1997年の「地球温暖化防止京都会議(COP3)」の開催地であり、京都議定書が採択された場所でもあります。

そのため、会場自体も「サステナビリティの実現に向けた取り組み」が心がけられています。


京都国際会館内には、そのことを語り継ぐ「京都地球環境の殿堂」が設けられています。

ご興味のある方は、大会と共にこちらを訪れてみてはいかがでしょうか。



本大会の環境に関する取り組みは、今後も当委員会でも取り上げて参りたいと思います。

JPCA2026へご参加の皆さまが、プライマリ・ケアに加え、プラネタリーヘルスについても一層学びを深めていただけることを願っております。

最終更新:2026年01月27日 23時15分

プラネタリーヘルス委員会

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プラネタリーヘルス委員会

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