ホームスキルアッププライマリ・ケア認定看護師の会【開催報告】認定者の会 2月雑談会

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プライマリ・ケア認定看護師の会

【開催報告】認定者の会 2月雑談会

学会認定プライマリ・ケア看護師 認定者の会では、偶数月に「雑談会」と言う名の交流会を開催しています。
毎回参加している方や今回が初めての参加の方を含めて、今回は約13名の仲間で話し合いました。
今回のテーマは『プライマリ・ケア看護師って何?と聞かれたら何どう答えている?』です。
様々な興味深い意見がたくさん出ました。
その具体的な内容をお伝えします。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-329-1.jpg
    画像:雑談会の様子

学会認定プライマリ・ケア看護師って何?って聞かれたらどう答えている?

参加者の職場は様々です。
病院看護師、診療所看護師、訪問看護師など。
認定を取ったけど何?って聞かれたときに一言でどう伝えたらいいものか皆さんが悩んでいました。

〇資格を取得したことにより、発表する場所で説得力がもてる。
→活動の内容が伝えやすいといったことや、他職種との交流で講演会の依頼をされること、一緒に活動を始めないか?などといったお誘いもあるそうです。

〇学会認定プライマリ・ケア看護師の認定を取得するまでに、ワークショップの参加やeラーニングを視聴する必要があるなど学びができる環境にあり、資格を取ることが集大成とも言える。
→病院ではラダーがあるが、診療所にはラダーがない。ラダーの指標にもなる。

〇患者さんの治療だけではなく、家族や環境を整えたり、地域医療や福祉を含めて多職種で連携をし、つなげていく役割がある。

〇患者さんがうまく言えないことや、やりたいことをつなげられる存在。

などの意見が出ました。
様々な伝え方があってもいいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

一緒に働く家庭医について

家庭医と働いたことはありますか?という質問に対して、ほとんどの参加者が家庭医と働いていました。

家庭医について、
〇人に寄りそって人を見ている医師が多い。
〇看護師が患者さんの病態や薬についての質問をすると丁寧にフィードバックしてくれることが多い。
〇治療はもちろん生活の中でその人を見てくれているのでコミュニケーションがとりやすい。
という意見が出ました。

これから学会認定プライマリ・ケア看護師を増やしていくにはどうしたらいいのか?

〇様々な課題があるが、忙しい急性期病院で働く看護師にプライマリ・ケアでの看護を伝えるのが難しい。
→病院におけるプライマリケアとは?という内容を深めていく必要がある。

〇学会認定プライマリ・ケア看護師がこのような雑談会や発表会、学会での発表など活動の幅を広げて、多くの人の向けて発信していくと、今後の発展性につながるのではないか?

最後に

1時間という限られた時間でしたが、一つのテーマから、様々なことを話し合うことができました。
疑問に思っていることを話したり、同じ志を持っている方との話し合いは、とても楽しい時間でした。
 

看護師部会認定者の会支援部門
たけしファミリークリニック
黒田かおり

最終更新:2023年08月17日 11時02分

看護師部会 広報活動支援部門

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看護師部会 広報活動支援部門

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