【開催報告】第5回勉強会

三倉さんの学会発表の内容は、クリニックに勤務する看護師の役割とプライマリ・ケア看護師としての視点から、「母子ケースカンファレンス」を企画・運営した実践内容でした。
個人レベルでの情報共有はできていましたが、組織や地域として、その地域の資源や取り組みを深めていくための実践であり、多職種連携やチーム医療のあり方について学ぶ良い機会となりました。
グループワークでは、それぞれのプライマリ・ケア看護師としての活動や組織としての活動を共有し、より知見を広めることができました。

個人的に印象に残ったのは、「チーム医療を推進する目的は、専門職種の積極的な活用と多職種間の協働を図ることなどにより、医療の質を高めるとともに、効率的な医療サービスを提供することにある」という言葉でした。
多職種連携においてよく言われることですが、その職種の取り組みや個人の特徴・強みを最大限に活かすことで、チーム医療が作られていくのだなと感じました。

事後アンケートでは、
「地域とつながる実践報告はとても良い刺激になりました」
「勉強会に参加することで、確実に今後のプライマリ・ケアに対する思いなどなど強くなるな～と感じます！」
「みなさんのスキルの高さに圧倒され、自分も頑張らなくて！とモチベーションが上がりました」
などなど、嬉しいコメントをいただくことができました。

認定者の会も、それぞれの強みや特徴を活かし、今後もチームとして活動して、それぞれのフィールドで活かしていけるようなコミュニティでありたいと考えています。
これからも楽しく活動を続けていきたいと思います。

 
認定者の会支援部門　
本輪西ファミリークリニック
渡部あずさ