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第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2024

JPCA2024 教えて、実行委員リーダー!③

第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(JPCA2024)では、多様な参加者を受け入れるべく活動しています。

そんな大会の取り組みをDE&Iチームリーダーの松田真和先生に話を伺いました。
前面に出てインパクトを持つ活動ではないかもしれませんが、これからの学会のスタンダードになっていくと嬉しく思います。 また紹介の最後にDE&Iに関する問い合わせページへのURLを掲載しています。あなたの小さな疑問にお答えします。

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JPCA2024担当部門:DE&I 
氏名:松田真和
所属:菊川市家庭医療センター
【担当部門について教えてください】 
今回の学術大会は、多様性(Diversity)、公平性・公正性(Equity)、包括性(Inclusion) を意識して運営いたします。そのために活動するのが、我々DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)部門です。
 
【実行委員としてどのようなことを準備していますか?】 
下記のようなDE&I提言を作成し、それに基づいて準備を進めています。

学術大会に向けて皆さんの声を届けていただくためのお問い合わせフォーム、誰もが参加しやすくなるような会場の設備や案内掲示、誰もが情報を受け取りやすくなるような工夫(スライドやポスターでの配慮、理事長・大会長講演等での字幕表示)、快適に,安心して学びを得ていただけるような環境(子ども同伴や飲食も可能なオンライン聴講スペース、懇親会終了まで利用できる託児所)、大会期間中のお困りごとに対応できるコンシェルジュやLINEオープンチャット、より幅広く参加いただくきっかけとしての中高生ツアーなどなど、他部門と一緒に、実行委員全員で DE&Iを体現できるように取り組んでいます。

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主要項目Ⅰ:多様性 diversity

多様性に気付き、多様性が活かされる場を創出します。

わたしたちはみな、多かれ少なかれ他者とは違う特徴を持っています。学術大会を通じて、分かりにくい多様性にも気付き、お互いの違いを認め尊重し、さらには多様性が活かされる場を創出します。

主要項目Ⅱ:公平性・公正性 equity

一人ひとりが異なる環境や状況であることを前提に、誰もが安心して参加できるように整備します。

一人ひとりの置かれている社会環境や暮らし、心身機能やあり方が異なることを前提に、誰もが安心して主体的に参加できるように学術大会を整備します。

主要項目Ⅲ:包括性 inclusion

社会的に取り残されがちなテーマに着目して企画・運営します。

社会的に見落とされていたテーマや周辺におかれやすい集団にも焦点をあて、それらの声を学術大会に取り入れるよう試みます。これにより、誰一人取り残されることのない包摂的な環境作りを促進し、誰もが参加しやすい学術大会を目指します。

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  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-793-1.png
【どんなところを参加してくれた人に見てもらいたいですか?】 
学術大会全体を通してDE&Iに関する取り組みを身近に感じていただき、皆さんの間にも何か新しい変化を起こしていただけると嬉しいです。
 
【最後に大会に向けての意気込みをお願いします】 
“意気込み"というものはあまり無いのですが・・・ここまで尽力してくれた DE&I部門メンバーの愛と情熱に触れることができて私は非常に幸せで、この幸せが皆さんにも大きく拡がっていくことを心から願っています。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-793-5.png
    松田真和氏
JPCA2024大会ホームページでも随時プログラムを更新していますので、詳細を確認ください!

最終更新:2024年04月21日 13時10分

第15回 学術大会 実行委員会

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第15回 学術大会 実行委員会

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