ホームニュース産業保健【第22回秋季生涯教育セミナー】  WEB 開催報告 ―後 編― WS36.治療・療養生活と仕事の両立支援 ~プライマリ・ケアと産業保健の協働でできること~

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【第22回秋季生涯教育セミナー】  WEB 開催報告 ―後 編― WS36.治療・療養生活と仕事の両立支援 ~プライマリ・ケアと産業保健の協働でできること~

【事例紹介】

セミナーでは5事例を説明し、具体的な支援について説明しています。

・大腸がん発症後、主治医意見書をもとに復職支援が円滑に進み、職場環境改善に取り組んだ事例

・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫発症し入院治療後、主治医意見書をもとに復職支援が円滑に進んだ事例

・メンタル不調者の再発予防を念頭に復帰後の職場環境改善に取り組んだ事例

・メンタル不調者の復職に際して再発予防を念頭に復帰のタイミングを配慮した事例

・腎機能低下に伴う透析導入に至るまでの支援した事例(主治医、職場、産業医療職の連携で両立支援を展開)

【プライマリ・ケア医や看護職等の重要な役割】

仕事に影響を与えるおそれがある疾患と診断された患者さんは、深く考えずに「仕事を続けるのはもう無理だ」と自分だけで決断してしまうことがあります。「仕事をやめる」という決断をするのは待ってください、と信頼関係の築けているプライマリ・ケア医や看護職からのアドバイスが患者さんの心に響くことが多いと思います。

【参加者の感想】

当日参加された方々の感想(抜粋)

・実際に診療所で困っている患者の支援に活用できそうなことが学べました

・とても分かりやすい説明と構成で理解しやすかったです。

・本人(患者)・主治医・産業医・保健職・人事労務担当者など多職種の視点から、両立支援についての取り組みや関わり方を教えて頂き、非常に勉強になりました。また全ての事例が、企業の中では常に起きている現状で、改めて保健師としての動きや連携について学び直すきっかけになりました。

・田中先生、丁寧に解説いただきありがとうございました。水川先生が、産業医がいない事業場では、よりプライマリ・ケアが積極的に仕事について質問し関わっていけたらというような内容をおっしゃっていて感激いたしました。素晴らしい内容でした!ありがとうございました!

・労働と疾患の視点を持って気になる患者さんを見落とさないようにしたいと思いました。

【オンデマンド配信のお知らせ】

現在オンデマンド配信中~2026年1月13日(火)
https://www.primarycare-japan.com/assoc/seminar/20251102c-event/


文責:JPCA予防医療・健康増進・産業保健委員会 産業保健チーム 
アクトグレースサポート株式会社 保健師 田中千恵美
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-1538-1.jpg

最終更新:2025年12月15日 00時00分

予防医療・健康増進・産業保健委員会 産業保健チーム

記事の投稿者

予防医療・健康増進・産業保健委員会 産業保健チーム

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