ホームスキルアップCurrent topics - プライマリ・ケア実践誌健康と社会を考える/医師の影響力を自覚的に用いる−アドボカシー活動とパートナーシップ構築

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Current topics - プライマリ・ケア実践誌

健康と社会を考える/医師の影響力を自覚的に用いる−アドボカシー活動とパートナーシップ構築

はじめに

日本プライマリ・ケア連合学会では、2018 年 3 月に「健康格差に対する見解と行動指針」を策定した。その概要は、第 9 回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会において、「三重宣言 2018」として丸山泉理事長より発表された(表 1)1)。 「三重宣言 2018」を受け、本誌では 2018 年夏号より「健康 と社会を考える」という連載を開始した。今回は、アドボ カシー活動や職域を超えたパートナーシップについて「健 康の社会的決定要因検討委員会」(以下、SDH 委員会)メー リングリストでの議論をふまえてともに考えたい。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-292-1-1.jpg

【事例】

小さいときからかかりつけ医として診療している女子中学 生が、最近、頻回に外来を受診し、「息が苦しい」と訴える。喘息の既往はあるものの、喘鳴は聴取せず喘息発作とは考え にくい。症状の改善も見られない。よくよく話を聴いてみると、母子家庭の一家の経済的事情で市営住宅への転居が決まり、そのため学区が変わって転校することになっているとのこと。本人は、転校したくないと非常に悩んでいることがわかった。

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最終更新:2026年05月14日 11時40分

実践誌編集委員会

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