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【開催報告】第3回 学会認定プライマリ・ケア看護師 認定者の会 全体会

2023年11月19日、「学会認定プライマリ・ケア看護師 認定者の会」の全体会を開催しました。
今年度認定を取得した29名のうち、8名が参加してくれました。
全体会の冒頭に、プライマリ・ケア看護師認定委員会 委員長の森山美知子先生からご挨拶がありました。
  • https://www.primarycare-japan.com/pics/news/news-637-1.jpg

第一部:学会認定プライマリ・ケア看護師 認定者の会の一年間の活動報告

第一部では、認定者の会の一年間の活動報告がありました。

〇雑談会:6回開催
テーマを決めて、認定者同士の親睦や情報共有を図っています。
日々行っている看護実践について語り、お互いのいいところや足りないところを深めあえる会になりました。

 〇勉強会:3回開催
森山先生を講師に招いて行った勉強会は、プライマリ・ケア看護師として、家族志向の概念を学び、自部署で活かせる内容でした。

〇広報活動や実践誌係の活度報告
学会誌は年4回発行されています。
プライマリ・ケア看護師の投稿をぜひご覧ください!

〇学術大会への参加
昨年度から、認定者の会でメンバーを募り、学術大会へ参加しています。
プライマリ・ケア領域で働く看護師の士気を高め、対象者へより質の高い看護を提供できるように拡充していきたいと思います。

第二部:グループワーク

第二部では、グループワークを行いました。
テーマは決めずに、まず自己紹介を行い、グループ内で話したいことをファシリテーターを中心に進めていきました。
今年度に学会認定プライマリケア看護師の資格を取得された方には、なぜ資格を取得したのか、今後の展望なども熱く語っていただきました。
その内容を一部紹介したいと思います!

〇継続看護をどうしていったらよいだろうか。看護が繋がってないと感じることがあります。
 退院後の患者さんの生活援助について、継続した支援を大切にし看護を繋げていきたい!

〇学会認定プライマリ・ケア看護師を取得して、クリニックでも看護スタッフへ看護実践をして看護を提供していく役割や必要性を伝えていき、プライマリ・ケア看護を普及させていきたい!

〇病院の管理組織の中で、学会プライマリ・ケア認定看護師の役割をどのように生かしたらいいだろうか?
 → 在宅で長く過ごせるように、予防医療の視点から介入していきたい!

〇赤ちゃんから高齢の方まで、色々な患者さんがクリニックに来てくれます。
 その方々に必要なことを見極めながら、外来から訪問診療に繋げたり、ワクチン接種に来た子どものお母さんの健 康などにも気を配ったりと、プライマリ・ケア看護は「生活を支える」といった幅広い仕事と捉えています。
 急性期とは違うプライマリ・ケアのトリアージも大切な視点だと思いました。

今後の活動に向けて

今年度に学会認定プライマリ・ケア看護師を取得された方も含め、皆さんとても意欲的に活動をしていました。
この皆さんと力を合わせて、学会認定プライマリ・ケア看護師の社会的認識を高め、対象者に寄り添い、そして質の高い看護を提供できるように活動をしていきたいと思います!

今後も雑談会や勉強会の企画をしています。
認定者限定となりますが、参加をお待ちしています!



看護師部会 認定者の会支援部門
森町家庭医療クリニック  三倉祐美子

最終更新:2023年12月08日 22時06分

看護師部会 広報活動支援部門

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